古いものが入っている箱を出したとき
主なものは何が入っているのか知っていましたが
脇に小さな紙片らしきもの・・・
これって、今では見ることができない切符の硬券でした。
上田交通の別所温泉から上田ゆきの切符で55.11-1.と刻印されているものでした。
この切符を使ったのはいまでもしっかり覚えていますが、これは昭和55年(1980年)11月1日のもので、当時、若かったのですが会社の代表の一人として安全祈願のため北向観音に行った時の物です。当時の事だから祈願の後は一杯やるのは必至だったので電車で行ったのでした。
ちなみに一杯やるお店は決まっていたようで今でも現存する北向観音の参道の入口付近にあるお店で昼間から盛り上がりました。
この際上田交通で活躍していたのはいわゆる「丸窓電車」(モハ5250形)昭和2年製造で昭和61年まで現役で活躍していた電車。当然、上田駅から別所温泉駅までこの丸窓電車に乗って行ったことは言うまでもありません。印象的だったのは引き戸を手で開けることと室内が木製だったこと。いくらか砂交じりの靴だと木の床でじゃりじゃりとした感じがしたのを覚えています。
(2008.05 別所温泉駅)
その後、丸窓電車も代替わりして東急7200系電車が導入されると丸窓を復元した2代目となる「まるまどりーむ号」が運転されるようになりました。本厄の厄除けをどこでやろうかと考え北向観音で厄除けの御祈祷をしてもらいました。その時も車では行かず電車で行きました。その時、この2代目の「まるまどりーむ号」に乗車しました。
その後、たまたま別所温泉にある温泉施設がリニューアルされたというので温泉とセットになった乗車券を購入し、これに乗りました。
(2008.05 別所温泉駅)
この時は、おやぢ仲間と歩きもう駄目だ~となり
最寄りの駅に急行し上田駅まで乗車しました。
(2011.05 八木沢駅)
そして東急から1000系(6000系)電車が導入されると「まるまどりーむ号」から「さなだどりーむ号」に役割をバトンタッチし現在に至っています。
(2019.04 別所温泉駅)
ここしばらくお休みしているおやぢ仲間との散歩でお世話になっています。
ちなみに、元祖「丸窓電車」は現在1両のみが別所温泉駅に展示されています。
(2019.04 別所温泉駅)
ということで、何だかTV番組よくあるきっかけから話を深堀して展開していくようなものになってしまいました。
また、車じゃなくて列車を乗り継いでいきたいな~
42年前の硬券一つでイロイロ思い出にふけってしまいました。
それでは、また。
No. 7007
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2022/12/08 06:00:17