身の毛も弥立つ、ミリヲタの話。(^-^;)

←「零式輸送機（三井物産）」ってアメリカの輸送機「ＤＣ－３（ダグラス社）」をライセンス生産したモノなんですよね。
（エンジンは三菱「金星」、機体の製造も三菱なのかな？）

今でこそ、敵味方の国同士が同じロッキード・マーチン社の戦闘機で闘う・・・なんて事は十分有り得る話で、例えばレースの世界でも、二輪四輪問わず、ライバルチームが同じ車両で戦ったり、ワンメイクレースなんてのも在ったりで、別に珍しくも何とも無いのですが、当時、こういう事は案外「稀」だったんじゃないでしょうか？

あ、第二次世界大戦を戦った「金剛型」以前の戦艦の多くは、イギリスのヴィッカーズ社に発注したモノだったりします。
（もちろん、開戦以前の「日英同盟」下の発注ですが・・・）

また、日本のレシプロ戦闘機も、黎明期のモノは全て外国製です。

僕は『機動戦士ガンダム』が好きなんですが、イワユル『ファースト・ガンダム』しか知らない喰わず嫌いの人間で・・・聞くところによると、その後のガンダムシリーズでは、敵味方が同じ量産型モビルスーツで闘ったりもするらしいですね？
（凄くリアル・・・てか、生々しいアニメだな～♪）

上のプラモの箱に書かれている「Ｔａｂｂｙ（タビー？）」は、敵軍によるコードネーム（識別名）です。

ちなみに零戦のコードネームは「Zeke（ジーク）」、ジオンの「ザク」とイメージが被りますね。(^-^;)
（緑色のボディー、「１年戦争」開戦当初は革新的、その後は時代遅れの過去の遺物・・・そんな所も全て、零戦と同じ悲哀を感じます）

当時の空戦において、遠距離での敵味方の識別は、主に機体のシルエットでした。
「零式輸送機」と「ダグラス・ＤＣ－３」、さぞ紛らわしかったでしょうね。


↑ダグラス「ＤＣ－３」。


↑零式輸送機（Ｌ２－Ｄ２）。


↑民間機（ＡＮＡ）バージョン♪