最初の愛車と最初に撮った写真が出てきました(笑)
『77ナンバー』と『紫がかったスモークフィルム』が時代を感じます。
18歳。わたしの髪の毛もまだフサフサです(笑)
フィルムカメラで撮影して現像に出していた頃も懐かしく、今ほど写真も撮らなかったので残念ながらあまり愛車の写真が残っておりません・・・。
外装写真・内装写真はネット上からの画像を拝借いたしました。
雨でロド姉とも遊べず、最初の愛車への思いが込み上げてきてしまったので、だらだらと、ただただ長文になりそうです・・・。
たぶん・・・。
最初の愛車は愛車一覧にもありますが、今は無き、『オートラマ(マツダ)』で販売されていた フェスティバ(E-DAJPF) キャンバストップです。
しかもDOHCの5MTというレアな車でした・・・。
当時はフレッシュマンレースでフェスティバがサーキットを走り、マツダスピードのカタログにも【フェスティバ用競技パーツ】が載っていたような気がします。
知り合いのルートから【安い中古でMT車ならばなんでもいいっす!】という条件で出てきた車がこのフェスティバと初代シャリオでした(笑)
シャリオでMTのタマが出て来たのも時代ですね(笑)
WRC&パリダカ世代ですので『パジェロの三菱・・・』の流れでシャリオでも良かったのですが、当時プジョー205に憧れていたこともありなんとなく小さい『フェスティバ』を選んだことを覚えています。
そんな2択の中からたまたま手にしたフェスティバでしたが、『空が見えるくるまが大好き!!』というその後の方向性を決定づける存在となりました。
※最初の1台からすでに『まともな金額でまともな車を買う』発想はありませんでした(笑)
ブリスターフェンダーとDOHCのフェスティバだけの特徴であった盛りあがったボンネット&サイドのデコライン。
そこにキャンバストップという甘辛ミックスな外観・・・。
HARD/SOFTがスイッチ一つで切替えれらるダンパーに、純正のMOMOハンドル。ダッシュボードの上には『白い冷気が出る』ほどガンガンに効くエアコンの冷気を利用した冷蔵庫があり、内装はなんだかプジョー205のような雰囲気もありました。
ぱっくり開く天井はキャンバスに隙間があってそこから雨漏りがして・・・。
車体はそこそこヤレていてもエンジンはなんだかいつもすこぶる元気で・・・。
ひたすら運転していたい気持ちになったり。ずっとくるまの中に居たかったり。
なんだかひたすらわけの分からない『人間味』のあるくるまで、底抜けに楽しく、気持ちよく、ハッピーになれる車でした。
2速での加速感がとても快感でそれ以上に効きの悪いブレーキがとてもスリリングだったことも思い出します。
MT車の楽しさを教えてくれたのもフェスティバでした。
フェスティバに乗っていた時期は2年程度だったと思いますが、多感な時期だったこともあり、いろいろな人との別れや出会い、いろいろな出来事がありました。
とてもとても思い出の詰まった車でした。
ほかの人にはボロのポンコツに見えるフェスティバでもわたしにはとても大切な相棒だったのですが、3年落ち位の車が【タダ】で貰える話が舞い込んできて、【安全】だから【便利】だから【快適】だからと、周りにあれよあれよと流されて乗り換えが決まってしまい、お別れ前日の晩にフェスティバの中でひとり泣いたことを思い出します。
なんだか、ルポちゃんとのお別れの時とも酷似します(笑)
本当に今でも大好きで【もう一度】乗りたい車です。
しかし、タマ数と部品、なにより『毎日乗る』ということを考えると、もう一度一緒に暮らすことはないのかなとも思います。
ただ、今現在、同じマツダのB型エンジン(フェスティバはBJ)を搭載したロド姉(B6)に乗っていることに、なんだか運命的なモノを感じます。
時々、自動車の未来がどこへ向かって行くのかな・・・なんて考えたり。
【自動運転】の技術が進化すれば・・・
『寝たまま部屋ごと移動して会社に着いてくれれば』とか、
『好きな時に迎えに来てくれれば、自動車なんぞ乗合で十分』と所有欲すらなくなって来ます。
もはやなんでもいいやなんて・・・。
運転することすら忘れてしまうのかもしれません・・・。
『ぼくの好きなくるま』ではなくなるのかな・・・。
その時はいっそ自転車に乗ろうと思います。
ただ、それまでの間・・・。
ロド姉が元気でいてくれることを祈るばかりです。
心が通う『くるま』がある限りは『くるま』が好きで居られるのかな・・・
『心があるくるま』
『AI』とかじゃなくて・・・。
ここまで、中年の『たわ言』にお付き合いいただきありがとうございます。
Posted at 2021/05/01 14:47:36 | |
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