
昨年6月、シトロエンC5から乗り換えたクライスラーイプシロン、運転フィーリングや5ナンバーサイズのボディが自分にはちょうど良く、燃費も悪くないことから街乗りでは重宝していました。
でも長距離走行後のタイミングでトラブルを発生させることが度々あり、点火系、コンピューター、電子機器が搭載された主要な部品等、どうも信頼性に欠けます。
不具合箇所はしっかり直しても、また別の故障が出てきてしまう。何だか昔乗っていたBXを彷彿とさせます...。

以前所有していたシトロエン。 BX 16Valveは11年乗っていました。
手放したのはもう15年も前のことですが、最後の1~2年は特にハイドロ系統の劣化が進み、オイル漏れとの戦い。修理のモグラたたき状態、信頼性の無さは、イプシロンの比ではなかった(笑)。
現代のレベルで見ると良くも悪くもユルいクルマ。それでも乗っていた時は楽しかったですね。

C5は3年落ちの中古を購入、初期にトラブルはあったものの以降は大きな修理も無く安心して乗っていられました。
ただ、これも車齢15年を迎えてハイドラ系とオートマの経年劣化が始まり、お約束の壁を超えるのを諦めたわけですが、決してもう個体としてダメだったわけではなく、車検と修理が重なって費用が高かったのが乗り換えを決意させた要因でした(今は宇都宮方面で活躍しています)。
それで、ランチアでは無くクライスラーブランドのイプシロンに乗ってみたものの、前述のように結構壊れる。ウチの使用環境に限って言えば、シトロエンの方が丈夫だったような。
イタ車と言えども2013年製の4年落ち、走行距離2万キロの個体だから良い具合に初期不良は対策されて、しばらくはノーメンテで乗れるだろうとの淡い期待・予想は見事に外れてしまいました。
頼みの綱のクライスラーはJeepの販売が好調でもそれ以外の車種は無く、クライスラーの日本法人はディーラーの看板をJeepに掛け替えています。ディーラー自体はしっかり整備してくれても、今後の部品供給とかメンテナンス環境はあまり期待出来なくなりそう。
それならフィアットディーラーやランチアの修理工場はどうかと言えば、クライスラー車は受け付けてくれないことが発覚。搭載するコンピューターが異なるため、診断機器もメーカーにより異なるから修理出来ないと。

こんな3つの誤算を抱え、今は完璧なコンディションになったものの今後への不安は消えません。
また、たまに運転する父が2ペダルMTの感覚に慣れなかった(MTかトルコンATの方が良いと言ってる)こと、父が運転する時は後席にも人を乗せる機会があり、居住性を重視しなければならなくなってきたこともあり、これは思い切って乗り換えた方が良いのではないかと考えました。
しかし予算は無い。半年前に熟考して選んだイプシロンに代わるクルマはそうそうすぐに探せるのか? 再び、短期決戦のクルマ選びを始めました。
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2018/02/10 23:30:52