先日、新型センチュリー(UWG60)を運転する機会を得ましたので、感想を綴りたいと思います。
愛車の旧型GZG50型センチュリーと比較しての率直な感想ですが…
一言、素晴らしい乗り味でした(^^)
まず、運転席に乗りこみ感じたのが、旧型センチュリー同様ふわっとしたシートです。
国産唯一のスプリング構造のシートを継承しています。
運転席からの眺めは、フェンダーミラーではなくなり、マーカもなくなったので、スッキリしています。
角ばったボディーに、広い視界は受け継がれており、サイズ以上に非常に運転しやすいのは、旧型からスポイルされていません。
因みに、聞いたところ、フェンダーミラーは特注でも装着できないようです。
いよいよ、エンジンを始動…とキーを捻りたいところですが、スマートキーがようやく装備され、ハイブリッド車でおなじみ…ブレーキを踏んでパワースイッチを押します(^^)
ようやく、オートチルト&アウェイ、イージーアクセスシートが装備されました。
バッテリー残が少なかったため、エンジンが始動しましたが、エアコン送風音がかすかに聞こえるのみでほぼ無音です。
V12からV8になって気になっていたアイドリング振動ですが、新型は旧型GZGと同じく、全く振動がありませんでした(^^)
これには感動するとともに、これならV12は不要だな。。。と思いました。
LS600系では軽微な振動を感じましたが、見事に熟成されています。
Dレンジにセレクトしていよいよ走り出します。
パーキングブレーキも電動式に…
敷地から車道に出るとき、大きい段差がありますが、フワンッ!と…
この乗り味が堪りません(^^)
GZGではフワフワとバウンドしますが、ふわっとしつつも余分な動きがなく、感動しました。
最近のトヨタ車はむやみに硬い乗り心地にする傾向にありますが、流石はセンチュリーという感じですね(^^)しっかり守るところは守ってます。
旧型より、確実に乗り心地が良いです。
公道で段差やうねりがあるところでも、ユラリユラリとしたソフトな乗り心地で快適この上ないとともに、無駄な上下動が無くなり(GZGのこの感じも好きですが)、足が良く動いて抜群の乗り心地です。
あと静かさですが…
こちらも旧型GZG以上といえる静かさです(^^)
低速域ではハイブリッド独特の無音&低回転で、かすかに路面の音が聞こえるくらいです。
ロードノイズも旧型より確実に静かになっています。
GZGはガラスからの透過音がありますが、新型では2重ガラス(遮音)になっており、無音空間という感じです。
フルスロットルはしませんでしたが、この感じだと、高回転域の静かさも、GZGと同等以上の静粛性であると思われます。
気になる、モーター走行→エンジン始動の境目ですが、音も振動も全くと言ってよいほどなく、秀逸な出来栄えでした(^^)
あと、ブレーキの踏み心地も、回生ブレーキと摩擦ブレーキの境が全く分からず、ソフトで自然なセンチュリー伝統のタッチが引き継がれていました。
GZGもですが、ショーファー用途という事もあり、いわゆるカックンブレーキにならないように、停車寸前に「抜く」繊細な動作が自然とできます。
乱文となってしましましたが、一言、旧型以上に良くなっていると感じました。
センチュリーらしさは見事に継承され、より滑らかに、そして、より静かに。
見事に進化していました。
クラウンやレクサスに日本的な良さが無くなって、センチュリーもどうなるかと心配でしたが、ほっとしました。
2000万円とお高いですが、数年たって値落ちしたころに、購入できればと思います(笑)
でも、V12の始動音が聞けなくなるのは寂しいですね。
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2018/10/16 00:25:52