• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

YFCracingのブログ一覧

2025年08月24日 イイね!

近そうで遠いグループA(Gr.A)の道 9

近そうで遠いグループA(Gr.A)の道 9Gr.Aエンジンの製作を依頼している間、単に指を咥えて待っているだけではなかった。ボディ、足回り、エンジンはGr.Aスペックになる。あとやらなければならないこと…、それはギアボックスだ。

このプロジェクトを開始した時、どこまで改造するか考えた。1967製A110 1300Sは過去にFIA HTPを取得しており、再取得を目指して整備している。Clio Gr.AもHTP取得を目指すことを目標とすることにした。と言うことは1992年当時のFIA J項と現代のK項に準拠する必要がある。フルスペックのGr.Aにしなくとも、Gr.Nに毛が生えたようなmini Gr.AであってもHTPが取得できる。もちろんその方がコストも抑えられる。ならばその程度の改造で良いかと考え、ノーマルのギアボックスにノンスリだけ入れようとLSDを手に入れていたのである。

使わなかったLSD。欲しい方がいたら適価でお譲りしても良いが、街でほとんど見ることのないルーテシアMk1に今更そんな需要はないだろうw

しかしボディが完璧に仕上がった時点で考えが変わった。ギアボックスもGr.Aにしようと思い立ったのである。WilliamsのGr.Aはシーケンシャルギアボックスを使用していたがそこまでではなく、16S時代のクロスレシオドグミッションを手に入れようと考えた。

フランスやイタリアにはドグミッションのギアセットを販売している業者もいるが、日本で組み立てるよりも現地のスペシャリストに製作を依頼した方が効率的と判断して依頼する業者を探した。そして見つけたのがLamdev developpmentである。一人親方のギヨームは普段はアルピーヌディーラーで納車前整備をしているが、副業でラリーカーのミッション製作、整備をしていて厚い信頼をユーザーから得ている。FBを通じてどのギアセットを使うか、ファイナルギアレシオをどれくらいにするか、補強ケースにするかなど密に連絡を取り合い製作の依頼をする事になったのである。実は初コンタクトは水漏れが発覚する前の2023年の11月のことだった。

Lamdev Developpmentは製作注文のウェイティングリストがあったのでいつ自分のギアボックスが製作されるか分からずにいた。そして2024年の6月に製作が開始されたと連絡が入り、7月末には完成したのだった。



製作途中には画像も送ってくれて非常に安心して待つことができた。

発送はかなり大きい部品であるため時間を要した。輸出手続きがかなり面倒だそうだ。
しかし無事、10月に木箱に入ってドグミッションが届いた。


左が元々のJB5ミッションで右がGr.A JC5ミッション。JB5にはリジットマウントが付いているのが見える。

早くドグミッション独特のキーンとしたノイズを聴きたい!


Posted at 2025/08/24 01:04:40 | コメント(0) | トラックバック(0)
2025年08月22日 イイね!

近そうで遠いグループA(Gr.A)の道 8

近そうで遠いグループA(Gr.A)の道 8ある時、駐車場でクーラントが漏れている事に気がついた。初めは一滴だったものが乗るたびに増えている。ウォーターポンプが壊れたか、ホースの劣化による漏水かと思いいつものショップへ。結果クランクシールからの漏水であった。
エンジンチューンを考えていたのでこの際、Gr.Aスペックのエンジン製作を依頼する事にした。

必要な部品はPolitecnicと相談してスペックを決めて購入済み。カムシャフトは286° Ad X 280° Echのmini Gr.A用だ。カリカリのカムシャフトだと街中で乗るのが困難になるのではないかと考えての選択だ。ピストンはWossnerのGr.A。ノーマルボアサイズと+0.5mmのオーバーサイズの二種類を念のため買っておいた。結果的にブロックは傷もなく状態は良好だったのでノーマルボアのピストンを使用した。
そのほかにコンロッド、大径パルプ、強化バルブスプリング、バルブスプリングカップ、強化ボルト、強化クラッチ、軽量フライホイールなどを組み込んだ。ウォーターポンプやオイルポンプ、カムベルトなども新品に交換。



取り外したパーツと塗装したブロック。この時、すでに2024年10月。車を預けてから6ヶ月以上経過していた…。ま、いつもの事なのですでに時間的感覚が麻痺してきているのであったw





ブロックには強化プレートが取り付けられ、ヘッドは吸排気ポートの研磨、面研とクランクのバランシングが行われた。
そしてGr.Aに特徴的なカム直付けのパワステポンプを取り付け。エンジンルームはかなりスッキリして大満足だ。

エンジンの組み上がりは2025年の6月。作業開始から半年以上が過ぎていたのだが、Gr.Aパーツはポン付けではなく面倒で地道な作業が多かったことを考えると感謝しかない。

そしてこの間、エンジン以外にももちろん進展はあったのは言うまでもない😎



Posted at 2025/08/23 06:05:51 | コメント(0) | トラックバック(0)
2025年08月21日 イイね!

近そうで遠いグループA(Gr.A)の道 7

近そうで遠いグループA(Gr.A)の道 7前回までのブログでボディ製作を依頼してから納車までに3年半を要したことを述べた。その期間の中でほとんど全てのGr.Aパーツを手に入れることができた。
しかし、日本で車検を取って公道走行するには乗り越えるべき高いハードルがある。

二名乗車への構造変更は容易である。問題はサイドブレーキだ。せっかくAlcon製のGr.Aキャリパーを手に入れたがサイドブレーキを取り付けられないためにリアはノーマルのままだ。ブレーキパッドはカーボンロレーヌのラリーパッドにしたのでノーマルキャリパーでも制動力は問題ない。フロントはAlconなのでブレーキは効きすぎるくらいだ。



悔しいのでリアのノーマルキャリパーはAlconと同色に塗装した。
サスペンションはStac製。ルノースポール製のサスペンショントップに取り付けられるようになっている。もちろんトーションバーもGr.A用に変更。


エンジン内部はノーマルのままであったがエンジンマウント、エキパイはGr.Aに交換した。マウントはリジットなので振動はダイレクトに伝わるが不快ではない。Gr.Aエアボックスもこれを見るためだけにエンジンフードを開けたくなるくらいに美しい。ちなみにエアスクープは隔壁に穴を開けて上部のスリットから空気を取り入れるようになっている。バッテリーも助手席側のエンジンとバルクヘッドの間のスペースに設置している。


また、今回手に入れた部品で感動したのはショートシフター。


これだけでやる気が出る。

細かい部品をあげればキリがないが、長年夢にまで見たGr.A。ノーマルエンジンのまま毎日のように乗り回していた。5000rpm以上回すとホットハッチの本領を発揮する走りが堪能でき、初めて買ったR5GTを永遠に乗っていた頃の感覚が蘇ってきたものである。

そして納車から4ヶ月、2024年の3月にその時が訪れた…。

エンジンからの水漏れだ💦









Posted at 2025/08/21 20:48:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年08月19日 イイね!

近そうで遠いグループA(Gr.A)の道 6

近そうで遠いグループA(Gr.A)の道 6普段は忙しい社長も年末年始はいつも作業を進ませてくれる。
かなり形になってきたところで時は2023年4月。とうとうボディの全塗装まで辿り着いた!




内装はワークスカーと同じシルバー、外装は純正のブルースポーツ。感動である。やっと此処まできた…😭

あとはとりあえず走れる状態にしてから一旦納車という話になった。エンジンは追々仕上げる事にしたのである。

しかし、そこからが長いのがこのプロジェクト💦
車を預けている間に手に入れた各種Gr.Aパーツを取り付けつつ、細かい希望を聞いてもらいながらの車両製作が続く。
GR.Aパーツについては今度紹介していこうと思う。

夏が過ぎ、9月。納車直前まで車が仕上がった。


ここまで来たらゴールは近い。
よく見て頂けると分かるのだが、ダッシュボードの上面はアルカンターラを貼り付けてもらった。

そしてその年の11月。Clio 16S Gr.Aが納車となる。車を預けてから3年と5ヶ月。待望のGr.Aがやってきた。とは言え、エンジンとミッションはノーマルのままであったのでGr.Nに毛が生えたような状態である。でも良いのだ。シャシーは完璧にGr.A。








この一つ一つのディーテイルが堪らない。本物だけを集めて1から作り上げだGr.Aラリーカーの迫力がある。やらなければならない作業はまだまだあるが大満足だ。忙しい合間を縫ってここまで作業をしてくださった社長には本当に感謝しかない。

しかし、この時はこれがまだプロジェクトの折り返し地点でしかない事に気が付いてはいなかった…w







Posted at 2025/08/19 22:19:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | ルーテシア | 日記
2025年08月19日 イイね!

足回りが俊逸

シャシー性能が高い。サスペンションがしっかりと仕事をしているため乗り心地がよい。
Posted at 2025/08/19 20:09:14 | コメント(0) | クルマレビュー

プロフィール

「足回りが俊逸 http://cvw.jp/b/2337740/48609846/
何シテル?   08/19 20:09
20代にRenault 5 GT turboとAlpine A110 1300Gで遊んでいました。 現在、2023 A110R 1970 A110 1600VB...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10 11121314 1516
17 18 1920 21 2223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

近そうで遠いグループA(Gr.A)の道 2 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/08/15 11:31:30
YFCracingさんのルノー アルピーヌ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/04/12 17:22:33
YFCracingさんのルノー ルーテシア 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/07/29 22:50:03

愛車一覧

アルピーヌ A110 アルピーヌ A110
以前乗っていたA110Sが普通の車のように感じるくらい軽く、ダイレクトな感覚が麻薬のよう ...
ルノー アルカナ ルノー アルカナ
日常の足車として購入。ルノー独自のフルハイブリッドエンジンと12段ドグミッションで燃費は ...
ルノー アルピーヌ ルノー アルピーヌ
25年前に師匠と一緒にレースをした車がたまたまうちに来ることになった。 1966年のA1 ...
ルノー アルピーヌ ルノー アルピーヌ
憧れのA110 1600VBワークスカー。 J.C.Andruetドライブで1970年の ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation