
何とか間に合った?筑波スーパーバトルの前日占有走行ですが、一昨年のクラッシュ以来、かなり久し振りの走行となりました。
本来3時間フリーに走れる走行枠なのが、準備が間に合わず残り40分程度しか走れませんでした。
ハード的には走れる状態だったのですが、CAN-BUS関係で、事前に作動していた物が、上手く作動しなくなってしまい、再設定に時間を使ってしまった為に走行に間に合わない結果になってしまいました。
その為、事前に予定していた、RRプリ戻し(クラッシュした時に抜いた分を戻す)+車高下げと、FRアンチロールバーの変更が出来ず、本来は、この2つをテストした上で、翌日のスーパーバトルまでにRRアーム交換+ジオメトリー変更の予定が、不可能になってしまいました。
また、前日(当日)の積み込みが終わったのが4時頃で、体調も余り良くなかったので、
無理はしない様に走った為に、余りペースが良く有りませんでした。
実際の走行に関しては、まず2年ぶりの走行で有る事と、クラッシュのダメージチェックも有るので、セッティングは変更せずに走行開始。
タイヤ内圧は若干高めを目標に設定して途中で内圧を下げる予定で走行し、タイヤ内圧変化のフィーリングも確認出来ました。
また、2年間温めていたドライビング面では、まずライン取りをもう少し重視する事と、最終コーナーで、
アクセルオフの前に、左足でブレーキを掛けて、ブレーキオフで加速する走りをトライしました。
ライン取りに関しては、100%攻めた走りでは無いので、以前程とっちらかる感じでは無かったですが、最終の左足ブレーキは、ちょっと練習時間不足で本番では使わない事にしました。
最終コーナー進入で、全開でアプローチしている時の方が、アクセルを戻した時より(ノーブレーキ状態)もリアが安定しているので、スロットルオフでリア荷重が抜ける状況を作りたくなかったので、本当は、左足ブレーキでなく、サイドブレーキでリアブレーキだけ使って速度コントロールしたかったのですが、ちょっとこれは普段の街乗りで練習出来なかったので、トライもしませんでした。
結果としては、挙動的にはリアのみ不安定になる状態は回避できましたが、今のサスセッティングだと、ブレーキを掛けると前後の内輪がグリップを失って挙動が不安定になりやすく、左足のコントロールが非常にシビアでした。
ただ、上手く減速コントロールが出来ると、上手く加速に入れる感じは有ったので、もう少し練習が必要な事と、サスセッティングも今のままだとちょっと厳しい感じがしたので、今回は今まで通りに4速ノーブレーキで走る事にしました。
ちなみに、今回は5速に入れて左足ブレーキを試してみましたが、やはり今の自分の車両パワーだと、ストレートも、最終立ち上がりも、5速は加速しなかったです。
(ブーストはエンジン回転が低い分多くかかりますが、マフラーが純正の為に、抜けが悪くてパワーが出ないと推測)
また、ウォータースプレーの効果も有って、吸気温度を65℃以下に出来た為に、トップスピードが以前より2km程度高くなったのに、セクター3を12秒台に入れる事が出来なかった点は、左足ブレーキに関係なく、ビビッて攻め切れてない事が原因で、まだ自分のリハビリが終わっていない感じでした。
(DLコーナーも、全開で走れる様になるのに時間が掛かりました)
CANコントロールのウォータースプレーは、SOLO2で拾っている吸気温度が65℃以上になった時または、スイッチを押した時のどちらかがトリガーとなって、SOLO2のCANOUT信号がONになり、その信号をCFE18が拾ってウォータースプレーポンプを作動させる仕組みで、設定温度を変える事でMAX吸気温度を自由にコントロール出来ます。
当然、設定温度を下げれば水の消費量が増えるので、その辺はバランスを取らないとなりませんが、今回の走行では、500ccも消費しなかったので、明日はもう少し設定温度を下げる予定です。
一昨年クラッシュした時の自己ベストライム(=前回走行時)
14秒前半のタイムで、トップスピードが128㎞位で、セクター3が12秒9なので、今回はだいぶ最終コーナーが遅い
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S660 | クルマ
Posted at
2024/12/22 21:59:56