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2018年05月03日

乳化は、友達!怖くないよ!!(エンジンオイルの乳化対策決定版)

乳化は、友達!怖くないよ!!(エンジンオイルの乳化対策決定版) 冬は、どんな乗り方をしても
S660は、必ずエンジンオイルが、乳化している時間帯がある?!
たぶん...


結論から言いましたが、気温が約15℃以下でエンジン停止した次の日のエンジン始動約30分はエンジンオイルが、乳化している。...と言うことです。

一年前の4月に冬中乳化していたことに気付けず、この冬(17年10月~)は、乳化の状況把握とコントロールに努めました。





例えば、前の日 30km走行して、次の日30km走行するとします。あくまでもここでは、通勤や通常ドライブの範囲で、MTなのでアイドリングストップ無し、幹線道路など一般道の条件とします。
次の日にエンジン回転数2500~4000で走行したとき最初の約15km(外気温で大きく変わります)は、エンジン(オイル)が温まるまでは、必ず乳化しています。
まぁ通勤やドライブで走って途中10kmで止まってフィラーキャップを開ける人なんていないですしねぇ。


内燃機関のガソリンエンジンの宿命で、炭化水素のガソリンを燃焼する以上必ず水が出来る。
ピストンとシリンダーの隙間から漏れ出たブローバイガスに含まれた水分は、クランクケースに侵入、エンジン内を循環するオイル経路によって上へ、シリンダーヘッド...カムシャフト回りに到達。
一年前も書いたように、乳化は、エンジンオイルとシリンダーヘッド内側の壁に結露した水分が、次の日カムシャフト自体に、かき混ぜ 泡立てられて作られる。

...だからシリンダーヘッド回りやフィラーキャップ等のエンジン上部にクリーミーな泡状の乳化が現れる。
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こんな感じ...?ん~ン。クリーミ~                            (※写真はイメージです。)

更に、エンジン下部にはオイルが溜まっているため いつまでも熱いが、上部の鉄塊は、熱し安く冷め安く結露には好条件だ。


初期症状の乳化は、お気楽ドライブで解消出来る。
今季 最初に乳化を確認したのは昨年10月中旬で最低気温17℃、最高気温22℃の日でした。
その日 急に乳化したのではなく、一週間前のエンジン停止13.3℃のときに結露させてしまい次の日に乳化したのだろうと思います...この時はフィラーキャップに付くほどではなくカムシャフト回りまでの乳化です。
その後のチョイ乗りの蓄積が、フィラーキャップの内側に付くまでに成長させていったと見ています。

alt
これは、まだ豆乳くらいかな~。
一度取り込まれた水分は徐々に練り上げられ、育てられ、チョイ乗りを繰り返す度に、どんどん乳化が進みドロドロのムース状になります。

そうなる前に乳化状態を解消するためのドライブをします。と言っても普通に1時間で20、30kmドライブするだけですが、前の日のエンジン停止以降から2時間までの間が気温15℃以下くらいで次の日の走行時の気温が20℃以上なら それで十分 正常化出来ます。
手で触ってみてエンジン停止後の2時間くらいは温かく結露の条件下で次の日 乳化します。以後私のブログでは『停止時間帯』と言います。

次の日のドライブのエンジン停止時間帯が15℃以下ならまた同じ事の繰り返しになります。
常にクリーンに保つには、チョイ乗りはしない または、昼間の気温20℃の時に停止すると言うことです。
気温が温かいうちに停止するとエンジン内と外気温の差が少なく乳化はしないです。

そして、今年の春は温かくなるのも早かったですが、例年なら3月下旬から5月上旬までは、この状態が続きます。
この春先23℃を越える昼間の時間帯なら10kmくらい幹線道路をドライブするだけで解消出来ます。

このように 初期の乳化は、暇を見つけてドライブしてウマく付き合って行くような感じですが、言ってる間にハードコンディションの期間に突入して行きます。


ハードコンディションではいかに早くエンジンを温めるか。
さあ、11月に入ると私の条件下で停止時間帯が15℃より気温が高い日は1日もなく、結露しない日は1日もない。 次の日は必ず乳化しているハードコンディション期間に突入して行きます。
週に2回。3、4日に1回。20、30kmのドライブをしても、チョイ乗りを挟むと、その間にすぐドロドロの乳化に急成長してしまいます。
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この状況は、11月から3月の下旬までの5ヶ月間続きます。      橋本恭枝 tos422

このような状態でもやることは同じで、暇を見つけてはドライブします。
でも、秋春の初期症状時期と違うのは、当然エンジンの温まり方が遅く、段階的な処置が必要になります。

寒い時期は、エンジンの温まりが遅く、必然的に距離が30km以上とかかってしまい、回転数も段階的に意識した走行をします。
...と言うのも、一気に温め過ぎるとムース状態の乳化が焼き付いて、シリンダーヘッド回りで『もんじゃ焼き』?みたいになってしまう様です。

早くエンジンを温めたいのはやまやまですが、走行初め10kmは、通常の2500~4000回転で巡行3000回転付近で維持。
10~25kmは、巡行4000回転付近で走行。25km~は、5000~6000回転で巡行。
2速6000回転で時速60kmで走るのですから当然エンジンは唸ります。アクセルオンオフにピーキーに反応するのでそれなりの某(なにがし)も必要でしょう。サーキットやスポーツ走行の経験の無い方は、4000回転で長く走るほうが無難でしょうか?
私は、時間がないので6000回転で時短走行。
停車させての暖気も時短には有効ですが、アイドル状態の1000回転以下で最初の30分は乳化のムースを作る作業なので、必ず30km以上の走行が必要です。

だいたい週に2回。3、4日に1回のペースの走行で正常化していましたが、最大2週間毎日チョイ乗りし続けロングドライブ無しの状態でも正常化出来ています。...出来ているはずです。

だったら2週間毎 乳化正常化ドライブをしたらいいのかもしれませんが、2週間も乳化を放置し続けるのは不安です。




多分 同じターボエンジンのN-ONEもN-BOXもN-WAGONも同じようにこんな感じで乳化してるのではないでしょうか?
ホンダもこの状況の改善にあまり積極的ではなく、乳化しても5000km毎or6ヶ月毎の交換をしていれば問題ないのかもしれません。他メーカーの軽自動車のターボエンジンも乳化の記事はあります。

それでも大きな問題になってないのだから、私のやっていることは、まったく無意味なのかもしれません。
だがしかし、乳化のまま乗るのは、やはり抵抗がありますので、これで善しとします。

ブログ一覧 | エンジンオイルの乳化 | クルマ
Posted at 2018/05/03 18:36:19

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