MiniCar|RAI'S 日産キューブ 2005 宮城県警察 所轄署警ら車両
投稿日 : 2010年07月09日
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RAI'Sシリーズでは創成期にリリースされた「日産マーチ」以来、本当に久しぶりに小型警ら車の登場です。
所轄各署に所属し、交番などにも配備されることの多い小型警ら車。
派手に活躍することは少ないでしょうが、地域の安全を守る重要な役割を担っています。日常的に街中のパトロールを行ったり、事故や事件の通報にも対応して現場保存にあたるなど、"縁の下の力持ち"的な存在のパトロールカーです。
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今回モデル化されたうちの1台は、宮城県警察の2代目・日産キューブ。宮城では新旧のマツダデミオや三菱コルトなども採用されており、ちょっと個性的な車種を散見することも出来ます。
ちなみに埼玉県警察では、初代キューブの警ら車が多数配備されていました。
ごらんの通り、定規で線を引いたような直線的なスタイリングが特徴のキューブ。
ゆえに白黒ツートンの塗り分けも様になっています。特にフロントノーズが余りスラントしていないので、前後にまっすぐ走る水平の塗り分けラインが好印象です。
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元々の顔つきが黒一色に近いこともあり、表情も制服仕様パトロールカーにお似合いな感じがするキューブ。
もっとも、2007年のマイナーチェンジを受ける以前の前期型・フェイズIIゆえ、丸型ヘッドライトを採用したユニークな顔の持ち主であり、どこか憎めないキャラクターという印象。
ルーフにはブーメランタイプの赤色警光灯を装備。運転席上部には純正のラジオアンテナが残されています。
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この左右非対称なテールのデザインが2代目以降のキューブにおける最大の特徴。
そしてこの車両の特徴として、後部の所属本部名表記がボディ側ではなく、リアウィンドゥにされている点です。写真では少々見にくいかもしれませんが、スモーク仕様となるリアウィンドゥに白い文字で「宮城県警察」と入れられています。
確かにハッチゲートの白い部分でも、左側にはドアハンドルがあり、中央にはメーカーのエンブレムがあるため、本部名表記をするスペースは不足気味。
警視庁なら3文字でスペースが少ないので、右オフセットで入れてしまうところかもしれません。
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全国的には稀少車の部類に入る、2代目・日産キューブの小型警ら車。
考えてみればセールスプロモーション的には若者層をターゲットとした"遊び車"のイメージも強いですが、実際には個性的なスタイリングは別にしてパッケージングとしてはこの上ない"実用車"でもあります。
超がつくスクエアなボディは取りまわしに優れ、人や荷物を乗せるスペースユーティリティ効率が非常に高くなっています。
そうなると、パトロールカーをはじめとした公用・社用車としても見逃せない存在。
もちろん最終的には入札結果による採用でしょうが、なかなか"使えるパトロールカー"の導入ではないでしょうか。
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