LUCK / el-SPORT HIGH SPEC OIL FILTER / M20
LUCK el-SPORT
ハイスペックオイルフィルター M20
導入理由としては、
従来のようにオイル交換毎にエレメントを捨てていましたが、都度コストもかかることから以前より改善策はないかと検討しておりました。
選定理由としては、
①構造が複雑でないため、分解整備が容易であること。
繰り返し使用する上で構造が複雑だと、汚れや鉄粉の見逃しが起こり得ます。
②フィルター・ケース含め半永久的に繰り返し使用できること。
Oリングは交換の必要がありますが、フィルター・ケースがパーツクリーナーでの清掃で半永久的に使用できることで初期コストはかかるものの、維持コストは非常に抑えることが出来ます。
③フィルターの性能が高く、フリクションロスを低減できること。
各社高性能フィルターの謳い文句はあるものの、内容に関して記載がなく選定に悩む部分がありました。
それに関して本製品は医療機器用にも採用されているフィルターを使用しており、信頼度が高いです。理由としては医療用とはトラブル=生命の危機に関わるため、万が一のトラブルが極力ないよう性能値や耐久性が高い=信頼度の高い製品のみ使用されるためです。
そのため同製品ではないですが、同様にトラブルに敏感な航空危機へのアフターパーツとしても認められているメーカーになります。
またオイル透過率の高さから従来品の約1/7程度の圧力で同量のオイルを透過させられるため、オイルポンプへの負荷を軽減できます。
フィルター部分も編み上げメッシュでなく、レーザー加工にて正確かつ均等に開口したSUS304ステンレス製フィルターのため、繊維系と異なりオイル吸収もなく、熱膨張も一定のため、性能維持や耐久性が高いことです。
④マグネット付きであること。
従来の繊維系フィルターではなく、細かなパンチングメタルのようなフィルターになるため、濾過能力に関しては低下し、異物混入の可能性は十分あります。
そのためフィルターで取りきれなかった異物を捕まえる為に強力なマグネットは必要不可欠でした。
本製品の導入に関しての注意点としては、
繊維系フィルターより濾過性能が劣るため、見た目とランニングコスト以外のメリットは正直なところありません。
そのため異物混入トラブルもあり得ます。
オイル内でカーボンが再集合する前段階、カーボンが浮遊しているうちに交換する方が安全なので、自ずと交換スパンもシビアになります。
特に過酷な環境下で使用されるサーキットユースやちょい乗りが多い方は、控えられた方が良いかと思います。
※私は本製品の取付以前から下記メニューを行っていますが、決して軽くないリスクがありますので様子見中です。
・ドレンボルト+エレメント マグネット追加
・オイル交換毎フラッシング
・交換スパン:2500〜3000km毎
オイルポンプへの圧力軽減によるトルクアップや燃費向上効果があるようですが、体感できたのは僅かに燃費が向上した程度かと思います。
しかし体感を求めて交換したパーツではないので問題ありません。
またOリングも2回まで再利用可能とのことですが、ゴム製のため毎回交換する方が賢明かと思います。
最近では取り扱いをされているプロショップさんやメーカーさんも増えており、海外メーカーから都度購入はネックだったOリングやフィルター・ケースと部品毎の購入も容易になったことが導入を後押ししてくれました。
LUCK様のラインナップではエレメント高さが標準モデル、薄型モデルとありますが、今回は標準モデルを購入しました。
OEM元はK&Pエンジニアリングというメーカー様で同社での品番:S30シリーズを、LUCKオリジナル仕様でゴールドアルマイト処理された製品になります。
ご覧いただきありがとうございました。
↓製品情報↓
http://luck.luna.weblife.me/shopping/engine_parts/els-hof-s30m20.html
http://kandpengineering.jp/K&P_Engineering_oil_Filter.pdf
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