優先順位

今私の部屋にはシェルティの老犬がいます。

先の大地震の日に15歳になりました。

人間年齢で言えば米寿くらいでしょう。


生まれてからずっと外飼いで部屋に入れたことはありませんでした。

猛暑の夏も乗り越えてきました。


ただ今年の夏はいつもと違います。

6月に突然暑くなり熱中症になり死にかけました。

翌日には脱水になりまた死にかけました。


歳もあるのでしょうが今年はいつも通りにはいかないようです。

先生にも暑い日にはエアコンのある部屋に入れるよう言われました。

それで仕方無くと言うか私の部屋で寝起きを共にするようになった訳です。




食事もここで摂ります。

食べたり飲んだりすれば出るものも出ます。

それもここでします。

この子のう◯こやお◯っこは臭わないので苦ではありませんが、トイレに失敗する事も多々あります。

それも片付けなければなりません。

涼しい時は散歩に行って運動もさせないとストレスがたまります。

老犬なので短い距離で済みますが朝晩行きます。


それよりも重要なのはこの子の体調の変化を見逃さない事です。

息が荒くないか、排泄した物の状態はどうかなどです。

少しの変化が大事に至る事もあります。

ですので目が離せません。

自分のやりたい事はありますが、今はこの子が快適に過ごせるように注力するのが最優先です。


生き物を飼うという事は命を預かるという事です。

この子の命は私にかかっているんです。

なるべく長生きして欲しいので出来る限りのことはします。

それが飼い主の責任というものです。

生き物を飼う人間はそれを忘れてはならないと思います。