山陰本線乗り潰しの旅-後編 (2019/03/22)
投稿日 : 2019年04月21日
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④スーパーまつかぜ10号 (益田 1217 → 鳥取 1552)
キハ187系の2両編成です。
益田から鳥取まで,こちらも所要時間3時間35分の長丁場となります。
写真を見て頂くと分かりますが,連結器が左側に傾いています。
これからの道中の揺れの激しさを予感させますw
で,電気連結器のところに「1011」と書かれていますが…。
あー,10番台が来ちゃったか…。
2
今回確保した,1号車1番D席です。
キハ187系の場合,D席が海側になります。
0番台が来れば,奇数番側の席の方が大窓を広く使えるのですが,10番台は窓割りがずれています。
0番台が7編成(1~7),10番台が2編成(11~12)なので,0番台が来る想定で奇数番を取ったのですが…。
しょうがないので,出雲市までの間は1つ前の2番D席に座ってました。
(出雲市から先は乗ってくるかも,と思いましたが結局誰も乗車せず)
3
1つ前のフォトギャラリーで,機関&変速機を換装したキハ40系について「以前とは走りが全く違い」と書きましたが…。
このキハ187系は,それをさらに超越する走りです。ディーゼルカー(気動車)の常識を越える加速です。
実際には電車の加速性能に近いだけだと思いますが,450PS×2 エンジンがうなりを上げるので,こちらの方が加速感は満載です。
こちらの車窓も,日本海沿いの絶景を眺めながらの車窓となります。
この写真は,名撮影地として名高い岡見付近の車窓です。
4
これも岡見付近だと思います。
5
こちらは波根~田儀間だと思います。
こちらも所要時間3時間35分でしたが,飽きることはありませんでした。
ただ,車両のせいなのか軌道の整備状況のせいなのか,あるいは両方の相乗効果なのかは分かりませんが,とにかく揺れます…。
なので,車窓の写真を撮るだけでも大変です。
No.4 の写真も揺れのせいで傾いてしまったので,やむを得ず傾き補正しています。
鳥取駅到着後,1時間ほど待ち時間があるので,一旦途中下車して駅ビルに入っているドトールでコーヒータイムにし,その後お土産探しをしていました。
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⑤スーパーはくと12号 (鳥取 1654 → 姫路 1827)
智頭急行の HOT7000系です。
所定は5両編成ですが,この日は1両(増2号車)増結の6両編成でした。
倉吉から乗っても良かったのですが,倉吉駅周辺で1時間の待ち時間を潰す場所がなさそうに思えたのと,鳥取駅で乗り継いだ方が特急料金が一番割安になることが分かったので,鳥取からの乗車にしました。
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なんと! この日は展望席をゲットすることが出来ました!
5号車1番D席です。
「スーパーはくと」は「えきねっと」でシートマップを使った指定席発券が出来ないので,乗車1ヶ月前の 2/22(金) の会社帰りに「みどりの窓口」に寄って5号車のシートマップを見てもらったら偶然ここが空いていたので,確保してもらいました。
展望席からの眺めだけを考えると真ん中寄りのC席の方がベストですが,発券した時点では既に予約済でした。
が,実際当日乗車してみたら,結局空きのままでした。
もしかしたら,転売ヤーが確保していたのかもしれません。
(で,結局売れなかったのでキャンセルした?)
ここの展望席に座ると,カーブを曲がった時の振子の作動状況が良く分かります。
また,振子作動区間ではカーブでも構わず加速する様子も良く分かります。
あと,上郡から先の山陽線内は振子を作動させていないことも良く分かります。
先程乗車したキハ187系と比べ,「スーパーはくと」の方が揺れが少なくて快適です。
さて,そのまま新大阪や京都まで乗っても良かったのですが,さすがにそれだと帰宅が遅くなってしまうので,姫路で乗り換えます。
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⑥のぞみ52号 (姫路 1849 → 品川 2146)
写真からも分かる通り,奮発してグリーン車を選択しました。
以前に北陸新幹線(E7系)のグリーン車に一度だけ乗車したことがありますが,東海道/山陽新幹線のグリーン車は初乗車です。
理由はただ一つ,普通車は出張等で乗り飽きたからですw
普通車とは違い,グリーン車の車内は非常に落ち着いた雰囲気であり,パシャパシャ写真を撮る雰囲気ではありませんw
なので,乗車直前に撮ったこの写真のみが,グリーン車に乗車した証拠写真になります。
(改めて見たら,車両が非常にキレイな状態なので,もしかしたら全検明けの車両だったのかもしれません)
座席幅についてはさすがグリーン車,余裕があります。
アームレストもしっかり幅がありますので,隣に座った人と取り合いになることはありません。
(もっとも,この日は結局隣には誰も座らず)
あと,テーブルを手前にスライドできるのも,地味に便利です。
実は乗車するまでは(ちゃんと下調べをしていなかったので)知らなかったのですが,東海道/山陽新幹線のグリーン車には以下のサービスがあります。
●おしぼりの配布
新大阪発車後,全員におしぼりを配ってくれます。
といってもウェットティッシュですが,単なる紙製ではなく,不織布で出来たかなりしっかりしたものです。
袋に「日清紡」と書かれていたのだけはうっすら覚えていたので,後で調べてみたら,このおしぼりは以前にテレビでも取り上げられたことのある有名なものだったようです。
(芸能人の間でも,このグリーン車のおしぼりの愛用者が多いらしい)
●ごみの回収
駅の到着が近付くと,車掌さんがゴミ袋を持って車内を巡回してくれます。
なので,わざわざデッキへごみを捨てに行く必要性がありません。
まあ,私は結局トイレに行くついでに(つい習慣で)ごみを捨てに行ってしまいましたがw
今回乗車した姫路→品川間ですと,普通車とグリーン車の価格差は 5,760円です。
(繁忙期の場合)
この価格差を払うだけの価値はあると思いますが,個人的な旅行で毎回この差額を払うかと言われたら,ちょっと微妙です。
ただ,繁忙期は普通車の車内は騒がしいので,落ち着いた雰囲気を求めて敢えてグリーン車を選択するというのもありかと思います。
さて,いつも通り品川駅で下車し,ここからは通勤で使っている定期券(といってもモバイル Suica ですが)へ乗り継ぎます。
なので,有人改札を通り,今まで使った乗車券に無効印を押してもらって持ち帰りました。
(完)
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