![高齢の親の困った問題(施設入所 後編) 高齢の親の困った問題(施設入所 後編)](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/046/461/339/46461339/p1m.jpg?ct=555c74ca7152)
はい、こんにちは😊
前回の施設探しの続きになります。
入院している病院の相談員さんと退院後に入所する施設探しとなりましたが、ネットなどで施設探しのポイントを調べてみると幾つかの物がありました。
1.施設などの情報に精通する相談員を探す
2.地域を広げて検討する
3.ユニット型も検討する
4.ショートスティを利用して空きを待つ
5.ネットや電話を使ってマメな情報収集
6.申し込み理由を充実させる
などの事が上げられていました。
初めての事になるのでこれに沿って施設探しをしようかと思います。
1については私は病院の相談員さんが担当してくれているのでひとまずやれそうな事はありませんが、ご自宅の介護から施設へとなると最初のポイントになりそうですね。
地域包括支援センターや介護事業者、かかりつけ医の紹介などさまざまな所からケアマネージャーを探す事が出来る様です。
2は市町村、都道府県によって競争率に大きな違いがあるようで都市部になると待機者が多いとか。
うちは地方都市の田舎なのでその辺りはマシな方かも知れませんが、市内にこだわると言う様な事は避けようと思います。
しかし施設はたいてい少し辺鄙な所にある事が多いので運転が出来なくなった人からすると遠隔地になるのは何らかの施設への訪問時には負担が大きそうですね…
3は費用の安い4人部屋の様な物の他にユニット型と言う4人部屋の様な部屋をそれぞれ間仕切りした物もあるみたいで、2万円ほど部屋代が高くなったりするようですが競争率は低くなる為入所しやすいとか。
予算の都合もありますが施設探しの長期化を回避するには良さそうな選択です。
4はとりあえずショートスティと言う通所の形で施設へ入り、最大30日間施設へ滞在し1日を自宅へ戻すと言う体を繰り返して施設の空きを待つと言う物ですが、前のブログでコメント頂いた様に定石と言う感じの様ですね。
5の情報収集は主にネットを使って多くの施設を閲覧し、その中で適当な所へ資料請求や問い合わせなどをすると言う所でしょうか。
最後に6は実際に施設の入所申込書を取り寄せると、概ねA4サイズの申込書1、2枚が届きます。
様々な記入箇所の中に数行の申し込み理由の欄がありますが、それだけでは自宅での介護の困難さや経済的にどのくらい厳しい状態かを伝える事も難しく思えます。
同じような要介護度で似たような家族構成、経済状況であった場合に判断材料とされる重要な所だと思います。
特に所定の申込書以外の物は受理しないと言う事はありませんので、別紙に現状の困った状況を書いて添付してみようと思います。
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病院の相談員さんと面談して施設の紹介をして頂いたり、申込書の書き方や別紙の内容を見て頂いたり、相談や近況報告などを繰り返しているうちに相談員さんから「こちらからお声がけしてもなかなか動いてくれないご家族さまもいらして…」などと本音の部分を聞くこともありました。
一番最初の担当医と相談員との面談の時に母親も同席し今後の話しを伺う機会がありましたが、「後は先生や皆さまにお任せして」と言う様な言葉が母から出ていた事もあり、本人は謙遜しているのか責務を丸投げしているのか分かりませんが、うちの親の様に考える人も少なくないのだな…と妙な気持ちになりました😅
そしてあれこれと相談員さんと情報交換や近況報告を重ねていると、とある施設を紹介して頂きました。
相談員さんの本音の話があったからではないですが、即日そちらの紹介のあった施設へ電話で連絡を取り付け、担当者の方から詳しい話しを聞いてみるとそれまで独自に調べて当たった幾つかの施設よりもなかなか良い条件でした。
こちらの施設へ申し込みを進めたいと相談員さんへ伝え実際に施設へ足を運び申込書を提出すると、そこからはトントン拍子で話が進み施設への入所が決定しました…
その施設へ申し込みをするまで数か所の所へ問い合わせをしたり実際に訪問してお話を伺ったりしていましたが噂通りの困難さを感じ、ショートスティを含めて長期戦を覚悟していたので嬉しいを通り越してビックリと言う心境でした。
入所への手続きや入所の際に必要になる物を用意をしながら施設探しをしている時を振り返ってみると、今回の早期入所には何か伏線みたいな物があったのかな?と言う感じがして来ました。
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1番に感じたのは病院と施設の間に表立っていないコネクションがあるのではないか?と。
田舎のうちの方でも10数名の待機はどこも同じで、どんなに早くても月1の審査会を通してから入所の順番が決まり空きが出来たら審査結果順に入所ですが、申し込みから入所までの短い時間と施設の担当の方の対応を思うと審査会経ずに一足飛びで入所が決まった感じがします。
ここからは想像ですが病院としては少しでもベットの空きを作っておきたいと言う事情と施設としては優良な(支払いが滞る危険性が少ない、あまり手間の掛からない)利用者を確保したいと言う双方の思惑があっての事かと。
施設の規模にもよりますが年に数人〜はお亡くなりになる方が出ますが、通常の審査のベット数の他にも別枠を設けてあっても不思議はなさそうに思います。
病院の治療費が滞っていたり、声掛けをしても動かないご家族だったり問題行動の多い利用者の場合、病院としては施設へ紹介はちょっと出来ないですよね。
今にして思えば入院した時点から審査されていたようにも思いました。
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またそうした想像以外に感じた事ですが、施設への入所の申し込みはネットで施設のHPから申込書をダウンロードし、記載して郵送すれば簡単に済ませる事が出来ますが、そうして申し込みをした施設は総じて返答などの対応が遅く、施設の中にはまったく返事のない所もありました。
逆に電話をして申込書を送ってもらった施設は郵送後の対応も早く、同じ申込みをするのであれば電話をして話しを進めるべきだと思いました。
今回施設探しはひと月ほどで結果を出すことが出来てとても幸運でした。
私もやるだけの事はやりましたが、何より相談員さんの尽力による所が大きかったと思います。
厳しい状況の中での施設探しの辛さは1ヶ月ほどの短い間でも相当のストレスでした。
施設探しはそれぞれの状況で進め方も違って来るかと思いますが、現在同じようにご苦労されている方に少しでも参考になることがあれば幸いです。
前/後編と長いブログとなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました🙇
関連ブログ(施設入所 前編)
https://minkara.carview.co.jp/userid/2478067/blog/46437446/
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2022/10/16 08:42:42