パワステフルード交換(送液交換)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
前回交換から約6万km走り、ホースからの滲みも見られたので交換
今回はDIY交換に挑戦
作業は当然自己責任!!
道具類
10mmメガネ
10mmソケット&ラチェット
トルクレンチ
ウォーターポンププライヤー
ウェス&タオル
マグネットトレー(外したボルト置き)
ジャッキ&リジットラック
シリコンホース(柔軟であり大学で有機溶剤の蒸気を通すパイプで使っていたので耐油性も十分)
1〜2 Lペットボトル(800mLあたりに線を入れておくと目安になって便利)
注射器&水槽用ビニールホース(ダイソーで調達)
2
入手した英語のサービスマニュアルを要約すると
1.リフトアップ(ジャッキアップ)する
2.1.ギアボックスのパイプジョイントを外し、ビニールホースを取り付ける
3.ハンドルを左右にロックするまでまわしフルードを抜き取る
4.リザーバータンクにMAXレベルまで入れる
5.気泡が出なくなるまで、空にならないように気をつけて、補充しながらハンドルを左右にロックするまで回す(大体3往復すれば抜ける)
6.気泡が抜けなければ30〜60分放置してから5の作業を繰り返す
7.MAXまでフルードがある状態(書いていないが作業の流れ的に)で車を降ろして接地させ、エンジンをかける。
8. エンジンON、接地状態で、気泡が抜けるか、回した時のタンクの水位変化3mm以内になるまでハンドルをゆっくり左右にロックするまでまわす。
9. 水位変化が3mm以上、気泡が止まらない、オイルラインやギアボックスから異音があればリフトアップして6の作業からやり直し。
10.リザーバータンク残量、漏れの有無を確認して終了
3
今回はリターンホースの交換もあり、ギアボックス内の空気抜きが面倒なので、完全抜きではなく、送液での交換方式にします。
①ジャッキアップとウマがけの準備をする
②赤○のボルトを外し
③緑○のホースクリップをずらす
④ウェスやタオル等でパイプ周辺をしっかり養生しておく
冬場にやる際はホースの接続部をヒートガンかドライヤーで温めるか、走行後20分ほど置いてからやるとといいです(やけど注意)
4
④ダイソーで買った注射器とビニールチューブでリザーバータンクの中のフルードを抜きます
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抜いた量ですが、タンクの合わせ目まで抜きました。
この際に、ホースがどこまで差し込まれていたか確認(撮影)しておくといいです
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⑤ホースを抜いて代わりにシリコンチューブをギアボックス側のパイプにつけます。
シリコンチューブのもう一方の端はペットボトルに入れて、Fバンパー横に置いておきます。
なお、ホースはあたたまっていれば、左右にねじるようにすれば結構容易に抜けます。
⑥リザーバータンクには新品のリターンホースを付け(クリップ忘れ注意)、フルードを入れても溢れないように、リターンホースのギアボックス側の端はストラットタワーの上の方まで上げておきましょう。
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リターンホースのパーツ番号(上)と
新品ホース(左)と7年経過したホース(右)
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⑦今回は純正フルード1Lにワコーズのミッションパワーシールド50mL(5%)を添加してみます。まぁ新油なので効果あるか分かりませんが…
ここから先は撮り忘れたので文章で
⑧サービスマニュアル通り、ジャッキアップ&ウマがけ後にMAXまでフルードを入れ、様子を見ながらACCオンでハンドルをLock to Lockで往復→補充を繰り返す。
⑨700 mL程ペットボトルに程排出したあたりで排液が新油と同等の色になり、さらに続けて900mL弱でHOT LOWあたりまで排出したらシリコンホースを外し、すぐにリターンホースを取り付けます。この際結構フルードが漏れるので注意!
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⑩フルードをCOLD MAXとHOT LOWの間くらいまで入れ。接地させてからエンジン始動、リザーバータンクを見ながらハンドルLock to Lockで3往復。
リザーバータンクの液量をチェック後に近所を試走し、夏場だったらエンジンルーム内が十分熱くなったらフルードをHOT MAXまで補充。(冬場なら冷やしてCOLD MINにすると効率が良いでしょう)
交換後しばらくは液量に注意して走行し、適宜補充
10
リザーバータンクのボルトの締め付けトルクは13N・m
ODO: 91552 km
約59000km走行
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