SLK32AMG ブリーザーカバー ガスケット交換

SLK55AMGに続き32AMGもブリーザーカバーのガスケットを交換します。
以前からオイルで汚れていたのは知っていたのですが、漏れ場所がわからなかったためでした、55AMGで交換にも慣れたため32にも水平展開です。

漏れたオイルが溜まっています

ブリーザーカバーを外す良い方法を見つけました。
メガネレンチをタケノコにかけて反対側にも別の工具を突っ込んでT字にして力をかけやすいようにして引っ張れば上手にはがすことができました。

エンジン側を掃除して

M5タップは行き止まりで、アルミトルクスボルトが入りますが、旧ガスケットがいっぱい詰まっているので、パーツクリーナーの細いスプレー延長ノズルをグリグリと奥まで突っ込んで、パーツクリーナーを噴出すればガスの圧力で旧ガスケットやら、切子みたいなものが噴き出してきます。

ヘッドカバー内にゴミが落ちないよう新聞紙で養生してからの作業が功を奏しました。
まさか切り子が出てくるとは思っていなかったので、養生していなければヘッドカバー内に入っていたかもしれません。

ブリーザーカバーにガスケットを塗布して

イグニッションコイルで隠れていた部分に付着したオイルも掃除して

研磨したブリーザーカバーがガスケット の硬化中に曇りだしてきたので、ガスケット 硬化後に再度ホワイトダイヤモンドで研磨してから、バリアスコートしておきました。

未硬化のガスケットは酢酸くさい匂いがするため、脱酢酸タイプなのかな？硬化時に発生する酢酸で研磨したマグネシウム合金のブリーザーカバーが腐食してしまったのだと思います。