SL63IWC 灰皿カバー 割れ補修

購入時から分かっていたのですが、灰皿のカーボンのクリアが割れています。

他の個体も下見したのですが、かなりの確率でここが割れていました。ドイツと日本の気候の差なのかもしれません。

トランクスポイラーのクリアのハゲの補修と同時に補修に出していたのですが、

補修を断念されました。

補修ようのクリア樹脂の体積収縮があって何回埋めても割れてくるとのことです。
クラックを見えなくするため、なぜか黒い塗料も入れています。
なぜこのようなバカな補修をしたのかわかりませんが、黒い塗料も除去して補修を試みました。

V字の彫刻刀を使って黒塗装を削って行きます。
力を入れすぎるとカーボンまで削ってしまうので慎重に作業を進めます。

クラックを埋める樹脂の選定です

粉末を溶解して浸透させるプラリペアより最初から液体のエポキシの方がクラックを上手に埋めてくれます。

エポキシは材木に含浸させて家具などを作るものを選定しました。レジン家具キャスティング用のエポキシ樹脂でフローレスレジンという名前でした。
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混合直後はかなり粘度が低くシャバシャバでクラックに浸透してくれますが、すぐに流れていってしまいます。

これは混合後一晩ほど経過して増粘した状態ですが、それでもじわ〜と流れて行きます。

混合後2晩放置させてかなり粘度が高くなってから残るクラックを埋めてゆき硬化させました

5日ほど放置してからサンドペーパーで研磨しましたが、まだ硬化が不充分なようです

1週間以上硬化させてから研磨してゆき最後はコンパウンドで仕上げます。

斜めから見るとまだ凹凸が分かりますが、正面から見るとよくわからないし、マット塗装も後でする予定ですので、どの程度隠せるか期待です。

最終的にはマット塗装して周りのパーツとマット感を合わせる必要がありますが、週末に使いたいのでとりあえず組んでみました。

極薄の板ラチェットが必要でした。