サスペンション交換(ダウンサス)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
車高を下げるつもりはなかったはずだったが、安くダウンサスが落札できたので交換してみた。
ついでにフロントの足まわりは異音の巣窟と化していたので、お金がかからない範囲で対策も実施。
しかし雪国育ちの過走行車はタダでは済まない。2時間もかからず終わるだろうとなめてかかったが、とんでもなかった…
2
FDJ2の2戦目、エビスラウンドのライブ配信を見ながら呑気にフロントから始めたが、うっかり撮り忘れてサスを組みつけたため、この1枚だけしかなかった。
しかし諸先輩方が多数投稿してくださっているし、軽自動車のフロントストラット式サスペンションはだいたい一緒だと思うので詳しくはそちらを参照いただければと思う。
文章で書くと下記の通り。(スタビ無し車の場合です)
アッパーマウント17mmを緩め、ナックル側ブラケット17mm×2を緩め、ABSセンサーの配線、ブレーキホースをショックアブソーバーから外し(12mmボルト)、ドライブシャフトが抜けないようにブレーキローターをパンタジャッキや木端で支えてからアッパーマウントのナットを外し、ナックル側の17mmを抜き、ショックアブソーバーを車体から降ろす。
スプリングコンプレッサーで純正スプリングを縮めてアッパーのナット(2個目)を外す。スプリングを外して、アッパー側ショック側それぞれのスプリングシートを清掃、ダウンサスに入れ替えて、ダストブーツアッパーマウントを位置を確認しながら載せて17mmナットを締めると画像の状態になる。※ダウンサスはスプリングコンプレッサーで縮めなくても組めます。
後は逆の手順で車体に組み付けていくだけでOK。
3
自作したサスペンションリング(左の2つ)をアッパーに挟み込んで付けるため、アッパーは仮締めでジャッキダウン。
廃棄のトラック用チューブで作った右側の2つは微調整用のシムとして使う予定。
4
シリコングリスがなかったので、シマノのプレミアムグリス(旧デュラエースグリス)で代用。ゴムに使って問題ないのか心配だが、たぶん大丈夫でしょw
5
続いてリアの作業。
まずレベライザーのリンクは必ず外しておく。10mmのナットで挟むように留まっているので、片方をスパナでおさえて、表側のナットをラチェットで緩めるといいと思う。
これをやっておかないとトーションビームを押し下げたときにリンクロッドが折れてしまう恐れがある。
6
そして雪国育ちの問題が発生。
リアショックの下側ボルトがやたらに硬くて回らない。ブッシュの中にあるスリーブと腐食して固着してしまっているのかな?折れないように、舐めないよう慎重に作業を進めて(あまりに硬いのでラスペネ吹いたりガストーチで炙ったり、ハンマーで叩いたりパイプで工具を延長したり)いたが、とうとう溶接されていた工具がかけられないナットが剥がれてしまった。バイスプライヤーで挟んで回して何とか摘出したが、さてどうしたものか…
7
下から外すのは無理と判断、内張りを剥がしてショックの頭のナットを左右とも外してトーションビームを押し下げる作戦に変更。
8
無事にバネを入れ替えて、ジャッキで少しずつトーションビームを押し上げながらショックのロッドとバネの位置出しをして、何とかアッパーのナットを締められた。
溶接が剥がれたところは、手持ちのバイク用?、過去に乗っていた車のやつ?ピッチの合う14mmナットがあったのでそいつで何とかなった。
しかしいつかリアのショック交換したくなったらどうしたらいいんだろう?DIYでできるだけやりたいのでショップやディーラーに頼みたくないんだけど、こればかりは仕方ないか…
9
で、着陸させてフロントのアッパーに自作サスペンションリングを挟んで本締め、作業完了。
まずはノーマルの画像。
10
こちらがダウンサス交換後の画像。
後ろがしっかり下がって、いい感じになりました。 ただ、残念ながらフロント周りの異音はマシにはなったけど、根本的な解決にはならず段階的にアッパーマウント→ラックエンド、それでもダメならロアアームと新品にしていくしかないが、気にするのをやめるという方法もあるからそれも検討してみるw
15インチのホイール(拾い物w)も用意してあるので、いずれ夏タイヤは15インチ化、このエコフォルムはスタッドレス専用にしようと思う。
おしまい
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
タグ
関連コンテンツ( N-ONE の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク