
先月の終わり頃にボクスターの車検をお世話になってる車屋さんにお願いしました。実はなにげに人生で初めての車検だったりします。
前に乗っていた車は車検前に売っちゃいましたし、その前に乗っていたのは250ccのバイクなので車検自体ありませんでしたし。
日頃からある程度のメンテナンスはしている上に、マフラーやらサスペンションやらを以前に変えた際に修理が必要なところは直していたので、そこまで心配はしてませんでした。
問題があるとすればサクラムマフラーと社外エキマニで規制値に収まるかといったところでしょうか。一応対策としては外してとっておいた純正のエキマニを使用することでなんとかなるかなーと思っていました。
結果は無事に合格。ギリギリなんとかなったみたいです。
ただナンバー灯の配線が切れていたらしく、それがなかなか大変だったみたいです。ナンバー灯…、切れていたのに気づいてなかった(笑)
他には少し前にタイヤとホイールを変えてから70km/hあたりでハンドルに振動を感じるようになったので、タイヤのバランス調整を。あとはいつから変えてないか不明だったブレーキフルードの交換もやってもらいました。
それで気になるお値段の方は大体17万円弱。20万いくかなと覚悟していたので想像よりは安くついたラッキーと思っていたらそうは問屋が卸しませんでした。
車検が終わりボクスターを受け取りにいったときのことです。社長がリアスポイラーが片側あがらないよ、と。見てみると確かにリアスポ右側が上がりきりません。
車検が終わったと思ったらこのトラブル。正直なかなかに堪えます。ただリアスポ全体が動かないのではなく、片側だけとなるとほぼ間違いなくリアスポのアクチュエーターだかの故障でしょうし、幸い986ボクスターの中古パーツは国内でもそこそこ簡単にまぁまぁ安く手に入ります。新品パーツはもとより選択肢にありません(笑)
そんなことを考えつつも車検が終わったボクスターをチェックするという名目のもと軽くドライブしていると、さらなるトラブルが・・・。
なんとリアスポの外装が取れました。幸い人気のない山道で後続車もいなかったので、とれたパーツがだれかに当たることはなかったのですが、気分はもうどん底です。落ちたリアスポのガワは傷だらけで見るも無残なもんです。
というかこのとれたガワの裏側を見ると以前誰かが外した際に固定するための爪を折ったのか雑に修繕したあとがありました。
しかも爪も四本のうち、一本が折れている始末。むしろよく今までとれなかったもんです。
ただ、捨てる神あれば拾う神ありといいますか・・・たまたまヤフオクに986ボクスターでシルバーのリアスポの動作未確認品が送料込み4000円ほどで出品されていたので即落札しました(笑)それとは別に可動部だけ(動作確認済み)で15000円のものもありそちらも落札。後日届いたパーツをニコイチさせてなんとか2万円ほどでリアスポイラーの交換パーツを用意することができました。
ちなみに新品だと英国からの個人輸入を使ったとしても可動部だけで450ドル(爆)外装のFRPも含めると一体いくらいになるのか見当もつきません(笑)さすがポルシェ、これで修理を店にお願いするとなると更に工賃も発生してどんどん金がかかります。
しかしこちとらプアマンズポルシェマン。自分でできることは自分でやるの精神でこのリアスポイラーも2時間ほどかけて直しました。
カーペットを剥ぐのが一番手間取ったり、
ボクスターでは要注意と言われているラジエーターサブタンクの劣化がなくて安心したり、
普段はなかなかお目にかかれないECMを拝見できたり、
リアスポをつたってくる雨水をフロアに貯めない為の機構なんかに感心したりと、なかなかに有意義な2時間だったでした。
中古パーツの塗装も問題なく綺麗と言えるほどでなかなかの良い買い物でした。ただこのリアスポ分の代金を考えると今回の車検と合わせて結局20万弱かかっているんですよね・・・。
結論、ポルシェはお金がかかる。
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Posted at
2017/09/11 01:04:55