今年も早いもので、もう九月。
例年であればさすがの残暑もひと段落し、
秋の気配が感じられてもよさそうな頃ですが、
今年は…(笑
ともあれ、先週の日曜日、
せっかく晴れたのでドライブへ。
地図をつらつらと眺めていたら、
今流行りの古民家カフェを見つけたので、
嫁運転のノートで出かけることにしました。
国道414号線を海岸沿いに南下します。
お空も海もきれいな青~♪
17号線に折れて、さらに南下。
三津シーパラダイスの前を通過。
この時まで三津のことを『みつ』と読むものだと思っていたのですが、
看板には『みと』のルビが…(恥
三津(みと)と読むのだそうです。
伊豆には難しい読みの地名が多いな~。
戸田とか土肥とかとか大仁とか稲梓とか…(笑
シーパラダイスを過ぎて直ぐに目的のお店に到着。
案内図に従って車を止めます。
車を降りて葛城山方面(発端丈山)を望む。
抜けるような青空!
空の青と山の緑が目に鮮やかです。
で、今回訪れたお店がこちら。
Puu Meel(プーミール)さんです♪
なんでも築60年の古民家を改装し、
カフェと雑貨のお店に仕立てたそうです。
飾り気のない看板をくぐり抜け…
お店に入ると可愛らしい雑貨たちが出迎えてくれます。
特にハーブティーの品ぞろえがとても充実。
あとでメニューを見て驚くことになるのですが…。
店内のしつらえも見事。
この前訪れた
irodoriはかなりモダンな感じでしたが、
こちらは古民家の風合いを強く残しているように思いました。
手仕事品(雑貨)の数々も、素朴な感じでありながらきらきらと輝いていました。
そして二階へ。
なんとなく憎めない感じの牛の仮面が花瓶代わりに(笑
タイルの装飾も和の雰囲気に溶け込んでいます。
調度類は海辺の吹きざらしのような風合い。
お店の目の前には駿河湾が広がっており、
涼やかに吹き抜けてくる風とよく合っていると思いました。
ひとしきり室内を見て回ってテーブルへ。
さーて、お楽しみの食事タイムです!
『金時豆とひき肉のキーマカレー』にしました。
もちろんデザート付~♪
で、先ほども書いたとおり
こちらのお店ではハーブティーが充実しており…
これでもメニューのほんの一部。
そして、その中身がすごい!
今までハーブティーと言っても、
3~5種類ブレンドされていれば多い方だと思っていましたが、
10種類もブレンドされているものがあります!
それもすべて有機栽培というこだわりよう。
今回は一番下の『ヒーリング&リフレッシュ』にしました♪
待つことしばし。
潮騒と海風に耳を傾けながらのんびりした気分に浸ります。
…。
ぐるる、きゅ~
…。
そうはいってもお腹は減るわけで…(笑
さぁ、出てきました。
もうたまらんとばかりにスプーンを繰り出します。
まず口の中に広がるのは、ひき肉の脂の甘み。
そして、ことこと煮込まれてあふれ出てきた野菜の甘み。
金時豆がほろほろと溶けていき、
ほくほくとした甘みと食感が最高~♪
これらをスパイスが優しく引き締めます。
決して辛くはなく、素材のうまみを引き立てていました。
大盛りで頼んだけどぺろりと平らげてしまいましたね(笑
サラダのドレッシングもおいしかった!
おそらくメイプルシロップだと思うのですが、
ほんのり甘くて口直しにもぴったりでした。
そしてテータイム♪
アイスでお願いしました。
やはりレモングラスの主張は強いのですが、
ミント系の鼻に抜ける爽快さと、コーンフラワーの甘みもほんのり利いていて、
それらをカモミールがしっかりと纏めていました。
デザートは静岡抹茶シフォン♪
見た目に媚びたところはありませんが、
これが絶品!
シフォンケーキにしては少ししっとり目で、はんなり。
甘さはほとんど練り込まれた小豆の甘さのみ。
抹茶の香りがふんわり香ってとてもおいしかったです。
普通のパティスリーでは敵わない感じでしたね(笑
お見事でした~。
名残惜しいですがお店を後にします。
ぜひまた訪れたいですね。
で、腹ごなしに周辺を散策。
淡島が見えます。
本当によい天気!
空と海が溶けてひとつになりそうに見えました。
漁港でもビーチでもないので静かな風景。
その分人の手があまり入っていなくて、
あのような古民家が残っているのでしょうね。
日本の海沿いの原風景。
これからもずーっと残っていくといいな。
そう願わざるを得ませんでした。
後篇に続きます♪
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Posted at
2013/09/02 21:33:39