クルーズコントロールの半自動化(自動で作動可能状態へ)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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エンラージ商事さんのオートパーキングブレーキ&オートビークルホールドキットを取り付けたため、AVH(オートビークルホールド)自動化用に取り付けていたスイッチ押し太朗(プラスコントロール)が不要になってしまいました。
もったいないので、不要になったスイッチ押し太朗を活用して、クルーズコントロールを自動で作動可能状態となるようにしました。
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クルーズコントロールを使用するためには、まず最初にステアリングのクルーズスイッチを押す必要がありますが、MFDの表示がアイサト画面に自動で切り替わってしまうので、私はいつもINFOスイッチを押してFavorite画面に戻しています。
これを回避する方法として、エンジン始動直後にクルーズスイッチを押すことで、クルーズコントロ-ルを作動可能状態にしてもMFDの表示がアイサイト画面に切り替わらなくなる技があります。
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ただし、この技には以下の条件があるようです。(正確な条件は不明です。)
・MFDのメンテナンス表示が「ON」であること
・エンジン始動直後の一定時間内(エンジン始動時から数えて、概ね5秒あたりの限られた数秒間)にクルーズスイッチを押すこと
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配線イメージ図です。
いつもの通り、住友電装のカプラー(025型TS 14極カプラー)を使用して、自作の中継ハーネスを作り、純正配線は一切加工せず取り付けます。
実際には、パドルスタートキットとサンキューホーンキットで既に使用している自作の中継ハーネスを加工します。(12番線に繋がっている線に桃線をはんだ付けします。)
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今回使用した5極リレーです。
配線の色と役割は、エーモンNo.3234と同じです。
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取り付け手順は以下の通りです。
①コラムカバーの左右のネジ2箇所を外します。
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②コラムカバーの下側左右(青矢印)を押して嵌合を外した後、下(赤矢印)に引っ張ってコラムカバー下側を外します。
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③車両側の純正カプラー(赤丸)を抜き、自作の中継ハーネスを純正カプラーの間に割り込ませます。
④配線イメージ図の通り、のれんわけハーネスのIGや車体のネジなどへ配線を接続、またスイッチ押し太朗も接続します。
自作の中継ハーネスを使用しない場合は、5極リレーの赤線を配線コネクター(エレクトロタップ)を使って黄緑線(12番)に接続します。
なお、接触不良を起こしやすいため、配線コネクターはあまりお勧めしません。
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取り付け完了後、エンジンを始動すると、最初に“Eye Sight 一時停止“ が表示されます。
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その後、“Eye Sight 一時停止“の表示が消え、マルチインフォメーションディスプレイに“全車速追従機能付クルーズ表示灯”が白色に点灯しますが、MFDはFavorite画面のままアイサイト画面には切り替わりません。
これで煩わしい操作が一つ減りました。
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ただし実際の運用は、クルーズコントロールをいつも使用する訳ではないので、スイッチ押し太朗のアース線の途中にON-OFFスイッチを入れて、高速道路などの自動車専用道路を利用する日だけ機能をONにして、普段は機能をOFFにしています。
なお、お約束にはなりますが、本整備手帳を参考に作業される場合は自己責任でお願いします。
年式やグレードで配線の色やピンアサイン等が本整備手帳と異なる場合がありますので、必ず検電テスター等で確認してから配線接続することをお勧めします。
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