生前に母が使っていた健康器具、どんな形だったか忘れたが、その中からこりゃあアレに使えるなあと思って捨てないで取って置いた曲がりパイプ。

ようやくコレの利用する番がやって来た。
一応サイドドリ用にスピンターンノブは入れてあるんだが、センターコンソールが付いたままなので左手でまさぐってやっと引けるんだ。
(カプチの場合効かないからほぼ引かない。)
この色んな曲がりの見本のような内の何処かを使ってサイドブレーキレバーを延長しようと言う目論見だ。
このパイプのこの直角だけが使えそうだ。
しかしサイドブレーキのノブは付けて引っ張れないとサイドが効かないので、これを抜きには考えられない。

これを付けるためにパイプの直角部分に写真のとおり予定穴を描く。

ドリルで両端に穴を開け、繋げるようにサンダーで削る。

結構攻めたのだが、まだまだ削り足りない。

最初のレバー被し。

レバーの頭は純正サイドブレーキの取外し防止爪のため入り難いのでプライヤーでたたむ。
No.2
8/16(土)
ノブ穴は金ヤスリで段々と広げて来たが、どう考えてもレバーが奥まで届きそうに無い。

じゃあレバーに被る部分の長さをサイドブレーキに被る長さに切るしか無くね。
結構適当に30mmくらいの所で金鋸で手切り。

再度被せてみると、長さは良さそうだが奥まで行かない。
取外し防止爪をプライヤーでがっちりとハサんで爪を折ってみる。
カバーを回しながら奥に進めて行くとあと少しでスピンノブはくっ付きそうだ。
邪魔になっているのは上側のあとチョットの部分だ。
徐々に手での金ヤスリによる拡大でイイところまで行くが、スピンノブが微妙に付けられない状況が続く。
今度はサイドブレーキの奥にある抜け止めの爪が悪さをしてそうだ。
プライヤーでここをきっちりと折る。
回しながら突っ込んで行くとキツキツながらカバーは奥まで到達した。
キツ過ぎてこれで回らないかも。
まあ一端完成。

上部穴に元から付いてたフタを付ける。

最後はカバー装着。
一度サイドから外し、健康器具に被さっていた青いウレタンを完成品の全てに被せる。

スピンターンノブの装着穴をカッターで切取る。

カプチに再装着。

キツキツで回しながらようやく付く。

スピンターンノブをネジ込んで完成。
ちょっと上の長さが短いような気がしないでもないが、まあ純正よりは引きやすいはず。

だが実際に走ってみると、微妙に延長なったレバーの上部が動く。
やはり回り止め兼抜け止めとして六角穴付きネジで留めとく必要あり。
No.3
8/19(火)
回り止めに六角穴付きネジで留める事にする。

こんな事になろうかと、予めM6六角穴付きネジは購入済み。
サイドブレーキレバーカバーにポンチで凹ませ、インパクトドライバーで穴開け。
製品タグに2.5mmと書かれていたので、手持ちドリルビットにそんな小さな物が無いので、手加減を加え3.0mmで貫通しない程度に掘る。
さあどうやって2.5mmにするか。

昔、百均ダイソーDAISOに売ってた1/3/5mm手回しドリルがあったと思い返し、探すと直ぐ見つかった。
(何でも取っとく物だ。)
1mmは折っていたが、そこはオレなのかちゃんと代替えとして工具屋で1.0mmドリルの刃を買って、ちゃんとした手回し刃付け替えピンバイス φ0.3~3.0mm[アストロプロダクツ商品コード: 2002000023414]も買っていた。
コレで1.0mmで開けてみたら、2.5mmって下穴径なの???

良く見てないオレが悪い。
使用レンチ径だったのだ。
再度インパクトで5.0mmの穴を開ける。

タップハンドルでM5PT0.8を掛ける。

仮止め。
ネジが長くて、このまま付けるんじゃあ、握る手のひら部分にかなり出っ張ってしまう。
いくら最終的に青いウレタンを被せるにしても、その上に飛び出しそうだ。

もう一度部屋に持ち込んで、今度はネジを短くする。
ネジ山を傷つけたくなくて、切取る側のネジだけをラジオペンチで押さえつけて金鋸でギコギコと切る。
ネジの固定でさえ難しいのにさらに切るのは苦労ばかりでなかなか進まない。
そこは素人のおイタなのでしょうがない。
時間はいくらでもあります。
時間と根性で、なさんもんは無い、どうにでもなりますやん。

で切れました。

だがまだ長いんだ。

次は切ったネジに六角レンチを差し込んどいて、金ヤスリの上で動かして切った面を削る。
これも同様なかなか進まない。
だが時間はいくらでもあるんだ。
ゆっくりやろうぜ。

嫌になるほど削ってりゃ、ほど良い長さに収まった。
カプチに持って行き、試着。
さすがにかなり削ったお陰で、手のひらに少し分かるくらいにはなった。

青いウレタンを被せ、穴部分だけをめくってサイドブレーキレバーにカバーを一番奥まで突っ込み2.5mm六角レンチで締め過ぎない程度に締める。
青いウレタンを被せるとほぼ分からないくらいだ。

完成。
Posted at 2025/08/20 12:52:04 | |
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