DUNLOP LE MANS4 225/40R18  

いまさらではありますが、ル・マン4のレビューをします。

もはや次のル・マンⅤが出ているのですが、キャラ的には同じだと思いますので、ユルーく参考程度に。。

グリップ力は低いと思った為、215/40R18から、225/40R18をチョイスした。

◎な所。

凄く静か。タイヤのパターンノイズも少なく、路面の荒い所でもロードノイズをあまり拾わず、走行中のオーディオのボリュームを、いつもの5から4に下げてもしっかり聞こえる位。

そして、3万キロ以上走って、溝がほぼ無くなっても高速道路の繋ぎ目などで太鼓の様に響かず、以外にウルサク無かったのは吸音スポンジのお陰だろう。

乗り心地も凄くソフトで、小さな段差はタイヤの方でうまく吸収している感じ。

なので、転がり抵抗も少ない為、燃費の面は平均して良い方だと思います。
＊このタイヤの使用期間がみんカラの燃費記録を取る前だったので、スコアは残っていませんが、良い時で16~17km/L位走っていました。(カタログ値11.6km/L)

なのに、タイヤの縦方向(ブレーキング時)のグリップが思ったより良く、安心感はあった。

回転指定がないのでタイヤローテが前後左右に出来る。


◯な所。

直進安定性が良く、横方向の滑り出しが緩やかなので、コントロールはしやすい。

タイヤの重量が比較的軽い。(225サイズにアップしても10キロチョイ)

ぼちぼち長持ちする。(フロントのみ集中して使い、3万キロ走行。)

そして、まあまあ"お安い"(^^)。


×な所。

◯な所の裏を返せば的な事で、ハンドル切り始めのレスポンスが悪く、横方向のグリップが特に悪い(ハンドルをクイックに切ると、切り始めから少し滑りながら曲がる感じ)。タイヤの剛性が低い(軽くする為？サイドウォールでショックを吸収する様に薄くした為？)

後、柔らかいゴムだからか、溝に小石がハンパなく挟まり易い。

窓を開けて走ってると、よく、チッチッチッチッ♪と一定のリズムを刻んでいたので、たまに車を停めて小石を除けていました(*_*;

設計が古い為か、センターグルーヴがUの字状なので、一度挟まると外れ難い。(最近のはVの字っぽくなってるのがあり、挟まっても外れ安い。)

せっかくタイヤのお陰で静かになっても、コレでは余計に目立つし、メンドクサイ。。


あと、雨の日のグリップ、と言うか、水捌けがあまりよくない様に感じました。。



と、大まかには、こんな感じですが、あくまでもワタシ個人の感想ですので、人によっては違う印象を受けると思います。

御了承下さいませm(__)m

特に峠を走ったりしなければ全体のバランスは良い(グリップが急激に変化しない。)ので、タイヤの限界を越えてからのコントロールはしやすい方だと思いますし、リカバー(グリップを失ってからの復帰。)も、やりやすいタイヤだと思います。


ル・マンⅤになってからは、更に静粛性、乗り心地、耐磨耗性、排水性などがアップしているようなので、もっと静かに、乗り心地良く、を求める人には良いタイヤだと思います。


ちなみにワタシの趣向には少し合わず、早く使い切る為に途中からタイヤのローテをせずに、フロント２本だけ集中して(ぼちぼち峠走行アリ。)1年ちょっと、約3万キロ走りましたが、上手く走れば5万キロ位は走れるのでは無いかと思います。

次のタイヤレビューは、ニットータイヤの
NEOテクGENです。

関連情報URL：https://minkara.carview.co.jp/userid/2756773/car/2346004/4192239/note.aspx