鉄道保存車両コレクション25♪
投稿日 : 2022年04月02日
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京都鉄道博物館メインプロムナードの奥側、本館入り口に向いた場所にあるディーゼル機関車のDD54 33号機です♪
先に紹介したDD51型ディーゼル機関車より数字は後になる形式ですが、機関車車体の形状は大幅に異なります^ ^
機関車のDDとは動力を介する車輪(動輪)の数を表しており1つの台車に2軸の動輪が配置されている為、台車あたり両側で計4つの動輪の数でA B…Dで4つ目を表しています。1台車でDなので前後2台車でDDと表記します^ ^
このDD54型は前後2台車の間に動力を介さない従輪と呼ばれる車輪が1軸付いており、これにより前後の重量バランスを保ち各地のローカル線などの線路の規格が低い路線も走れるように作られました。
私が子どもの頃に熱中したブルートレインブームの頃、山陰地方を走る寝台特急 出雲を牽引していた写真等がイメージとして印象に残りますが、ディーゼルエンジンが確かドイツ製で非常に故障が多い為、欠点を克服して大量生産されたDD51型ディーゼル機関車に変わられました^ ^
このDD54型はかつて大阪弁天町にあった交通科学館に保存展示されていましたが、交通科学館の閉館に際して一旦別の場所に保管後、京都鉄道博物館の開業前に保管場所からこのメインプロムナード内に移設展示されました♪
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京都鉄道博物館内、本館から旧梅小路蒸気機関車館のある扇形機関車庫の間にあるトワイライトプラザ内保存のEF81 103号機です♪
代表的な交直流電気機関車で現在でもJR貨物や東日本等で少数が現役で活躍しています^ ^
この103号機はかつて北陸本線の敦賀機関区に所属し、大阪から北海道 札幌をつなぐ豪華寝台特急のトワイライトエクスプレスを牽引した機関車でEF81型電気機関車は車体がローズピンク色が正式塗装でしたが、敦賀機関区所属で主にトワイライトエクスプレスを牽引する数両のEF81型が客車に合わせてトワイライトカラーに塗り替えられました、この103号機はその内の1両です^ ^
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トワイライトプラザ内にEF81 103と並んで展示されている電気機関車のEF58 160号機です♪
流麗な姿の電気機関車ですが分類上はコレクション24-7のEF52 1号機と同様の旧型電気機関車です^ ^
当初 EF58形はEF52形同様の前後デッキ付きの姿でしたが、旅客用の客車列車牽引をSLから引き継ぐ為に流線型のボディに載せ替えられ中後期の製造からはこのボディを最初から積んで登場しました^ ^
大昔⁈…高校生の頃、手に入れたフィルム式一眼レフカメラで東京駅によく現れるEF58 89号機やお召列車牽引機の61号機が、サロンEXP.東京や臨時列車、客車列車となる臨時踊り子号の撮影を良くしていた為、電気機関車の中で最も好きな機関車です^ ^
昔のことなので説明には誤りかあるかもしれませんがご容赦下さい。
4
JR西日本が独自の技術で作った新幹線500系車両の521-1です♪
現在でも全く色褪せないスピード感を強調した先頭車は500系の特徴で最初は山陽新幹線でデビューの後、東海道〜山陽新幹線全線ののぞみ運用に入りました。
その後、700系を経てJR東海と西日本共通設計のN700系の運用に際して座席数に違いのある500系運用はダイヤ改正の度にのぞみ運用が減り結果的に撤退しました^^
現在では8両編成に短縮改造されたV編成が主にこだま号として山陽新幹線で走っています^ ^
内1編成が過去、エバンゲリオンラッピングのtype.EVAに現在は同じ編成がハローキティラッピングされて活躍しています♪
いつ見ても一番カッコ良い新幹線車両だと思います♪
5
本館1Fに展示のクハ489-1です^ ^
現在ではこの姿の特急型485系グループの車両は全て引退しています。
この489系の末尾の9は北陸新幹線開業前の旧信越本線の横川〜軽井沢間の碓氷峠を電気機関車の補助を受けて運転する為の機器が搭載された車両を意味します^ ^
この時のヘッドマークの雷鳥は現在ではサンダーバードとして大阪〜金沢間を走っている旧名称でJR西日本の看板特急ですが、北陸新幹線が金沢から敦賀まで延伸すると敦賀までの運転区間に短縮される予定です♪
ボンネット型と呼ばれる旧485系グループの先頭車ですが石川県小松市の小松駅近くにも同種の先頭車が保存されています。(コレクション12の4〜8番に収録されています。) ♪
6
本館1Fの新幹線500系521-1と特急車両クハ489-1に挟まれた中央に展示されるクハネ581-35です♪
昼夜兼用の車両として昼間は座席車、夜間は寝台車として使用出来る当時としては画期的な構造である581系〜583系グループの先頭車両です。
全国各地の特急で活躍しましたが、昼夜兼用型で走行距離が伸び老朽化が激しく晩年は急行きたぐにとして大阪〜新潟間の運転が印象に残っています^ ^
ヘッドマークは月光を表示、この車両の代名詞的な名称から月光型とも呼ばれます♪
7
トワイライトプラザのEF81とEF58型電気機関車の反対側に展示されているEF65 1号機です♪
直流電気機関車の代表的な機関車で数々の形状とそれに伴う番台があります^ ^
この1号機はいわゆるトップナンバーと呼ばれる機関車ですが、EF65型は後にP型と呼ばれる500番台、前面に貫通扉が付いたPF型と呼ばれる1000番台と長年に渡って製造された為、この1号機はのちに0番台または原型機と呼ばれています♪
0番台の機種は主に貨物列車牽引に従事していました♪
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京都鉄道博物館の本館車両工場展示場所から旧梅小路蒸気機関車館〜梅小路運転区に通じる引き込み線に展示されていた旧型客車のオハ46 13です♪
普段の京都鉄道博物館の展示車両にもこの客車は無く、旧梅小路蒸気機関車館内の休憩車両もオハフ50形であることから何故この引き込み線に展示されていたのか全く謎の旧型客車です♪
引き込み線といえども本線に繋がる線路上に展示?(留置)されていることから牽引されれば動くことは問題無い為、保存車両に分類するのはどうかとも思いましたが、このオハ46をアップすればこのコレクションが埋まるので敢えてアップしました^ ^
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