鉄道保存車両コレクション32♪
投稿日 : 2024年07月27日
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保存蒸気機関車コレクションの姉妹版として始めた鉄道保存車両コレクションも早、32となりました^ ^
訪れる方々は保存蒸気機関車コレクション共々、限定されますが今後も地道に続けていきたいと思います(笑)♪
昨年12月に母親のリクエストにより京都、大阪旅行に行きました♪
行ってみたいところのリクエストとして京都は大原三千院、宇治平等院鳳凰堂、大阪は咲くやこの花館、大阪城の4箇所、旅好きな私でもこれら4箇所はほぼ全ての場所が真逆に位置する関係で行程を作るのに難儀しました。
結果的に2泊3日の旅行として初日に京都泊、2日目に大阪泊としました。初日は京都駅で新幹線を降りて駅前の駐車場からカーシェアで出発、大原三千院に向かいます。
カーシェア予約時に予めカーナビを大原三千院に設定したこともあってスムーズに現地に到着、この日は大原のみの予定を立てていましたが、三千院等の散策が思ったより早く終わり、夕方に時間が空いてしまいました^ ^
そこで私からの提案としてクルマで叡山電鉄の鞍馬駅に向かい、コインパーキングにクルマを停めて叡山電鉄この時期名物のもみじのライトアップ電車に乗ることにしました^ ^
叡山電鉄の京都側の始発駅の出町柳駅は街中で駐車場代も高く大原から向かうと約50分強掛かりますが、鞍馬駅までなら30分弱で行けます。
鞍馬駅近くのパーキングにクルマを停めて駅に向かうと周囲はほんのり暗くなり始めて来ましたがまだライトアップには早過ぎる為、時刻表を確認すると鞍馬駅発で3本目に叡山電鉄の観光電車きららが来ることがわかりその列車まで約40分強待つことにしました^ ^
待ち時間の間、駅前に展示されているデナ21形の前頭部カットモデルを撮影しました♪
鞍馬駅前にはこのデナ21形の他に鞍馬寺が近いことから天狗の像(モニュメント)の方が有名で多くの観光客も天狗のモニュメントを撮影します♪
しかし私は天狗像は1枚のみ撮影してすぐ奥に鎮座するデナ21形のカットモデルに向かいます^ ^
デナ21形の車両の詳細はわかりませんが、叡山電鉄ではかなり初期の車両です。
前頭部だけとはいえ、屋外で長期間保存されていた為、車両の痛みが激しく、私が見た割と直後の年明けに叡山電鉄からのCF(クラウドファンディング)により資金を調達、叡山電鉄の修学院車庫において修繕作業を実施、駅前に再設置後、屋根を設置して近日公開されたようです♪
今後、長期間に渡り良い状態で保存されることを願っています^ ^
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今年1月の正月休み明け、最初の週末土日と公休にあたった為、ノートnismo最後の長距離ドライブとして初日6日は千葉県のいすみ鉄道線のキハ52の撮影、併せて保存SLの撮影を茂原、佐倉、つくばで挟みながら茨城に移動、下館に1泊しました^ ^
翌日7日、真岡鐵道を走るSLもおかが新年号として前面に日章旗を付けて運転する為、下館から真岡鐵道沿線で往路2箇所で撮影しました♪
SLもおかの復路運転までの間でかつて真岡鉄道線が国鉄真岡線だった頃、計画された終点茂木駅から長倉間の未成線跡の途中駅が予定された下野中川駅を再現した場所に行きました^ ^
真岡鐵道の終点である茂木駅から一部県道を利用しながら未成線だった長倉線跡は一部が明らかに線路跡だったのがわかるくらいでしたが、しばらくノートを走らせると下野中川駅と看板があって駐車場もあったので立ち寄りました。
バックに林がある場所に明らかに線路を引くスペースがあり、モニュメント的存在として下野中川駅として屋根のある駅舎と線路が再現、そして貨車の車掌車が保存展示されていました♪
車掌車は以前ネット記事でどこかで野ざらしで半ば放置されていたこの車掌車を引き取って自力で補修、完成後にこの長倉未成線、下野中川駅を模した場所に展示されたようです。
形式はヨ5000形で車掌車の中では最もポピュラーな形式で保存車としても各地に数両あります^ ^
車体補修時に外版の表記を書き換えて地元茨城県の水戸鉄道管理局、下野中川駅常備とナンバーは5101になっています^ ^
駅と車掌車がコンパクトに収まっていて近くにベンチ等もあり色々な角度から撮影しましたが誰もいなかった為か、妙に落ち着く雰囲気で私は30分くらいその場に滞在しその後、復路のSL撮影の為、この地をあとにしました♪
廃線された跡は全国各地に存在しますが、計画路線で終わった未成線でこのような施設(モニュメント)があるのは貴重ですね!
ただ貨車開放時に使うタラップが航空機用で全日空カラーであることは難点だと思いました^^
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4月下旬に3度目となる四国へ旅行に行きました♪
主な目的は四国にある第三セクター鉄道路線である、阿佐海岸鉄道、土佐くろしお鉄道(ごめんなはり線)(中村線こと四万十くろしおライン)を乗車して鉄印を受領すること、また阿佐海岸鉄道では鉄道モードとバスモードを兼ねるDMV(デュアルモードビークル)が世界初導入された為、乗車及び撮影することです^ ^
初日は新幹線岡山乗り換えで瀬戸大橋線〜高徳線で徳島まで直行、この日は徳島で宿泊しますが、まだ13時台の為、予め予約したカーシェア(E13 ノート)で鳴門線を走るキハ40系の撮影を行いました^ ^
徳島の夜を満喫して翌日は徳島駅発の牟岐線で終点の阿波海南駅を目指します。(午前中1本のみの終点までの直行列車です)
阿波海南駅はDMVを運転する阿佐海岸鉄道との乗り換え駅でこの駅まで鉄道モードで走って来たDMVがバスモードに変わるモードインターチェンジ駅となっています^ ^
まずはバスモードに変わったDMVで阿波海南文化村まで乗車、折り返して阿波海南駅に戻ったDMVは鉄道モードにモードチェンジ、甲浦駅のモードインターチェンジで再びバスモードに変わって終点となる道の駅宍喰温泉まで乗り通します♪
再び折り返して甲浦駅モードインターチェンジで鉄道モードになったDMVで途中駅の海部駅で一旦DMVを降ります。
海部駅にはかつて阿佐海岸鉄道阿佐東線を走っていた気動車のASA-101しおかぜが展示されているので撮影しました^ ^
DMV開業前の阿佐海岸鉄道は阿佐東線としてここ海部駅が始発駅でしたが、高架駅でDMV化するモードインターチェンジ駅への改良が難しいことからJR牟岐線の阿波海南駅までの一駅間をJR四国から譲渡を受けた経緯があります♪
海部駅構内には阿佐東線の車庫等があり現在は3両のDMV車両が所属しており、使われなくなった海部駅の片側ホームにこのASA-101形が保存されていました。
DMV化して約2年が経過した阿佐海岸鉄道の旧型車両がDMVの行く末を見守るようにホームに停まっている状態のASA-101形はそれほど劣化はしていないようですが、エンジン等機関が活きているのなら他社第三セクター鉄道等への譲渡を考えても良いかと見ていてそう感じました^ ^
海部駅では他に見るところが無く、この保存車両の撮影のみの滞在で、阿波海南文化村で折り返して来たDMVに乗車して隣駅の宍喰駅へ移動しました♪
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姉妹版の保存蒸気機関車コレクション76-8に収録した、日本車両製造豊川工場の正門脇にあるメモリアル車両広場(通常は非公開)内の保存SLの58623号機が愛知県豊川市の「おいでん祭」開催に伴い一般開放されたことを急遽情報を得て夜勤明けの帰りに新幹線を使って半日弾丸ツアーで行って来た旨記載しましたが、同メモリアル車両広場に保存されている初代新幹線車両0系の先頭車22形2029号車です♪
鉄道車両メーカーである日本車両製造は現在、JR東海の子会社でありN700S車両の製造を継続中です^ ^
この初代新幹線車両0系も日本車両製造では730両を製造しました。
22-2029は豊川製作所の0系最終製造ロットの内の1両で昭和61年に製造、鉄道ファンの間では狭窓車と呼ばれており最終ロットを記念して引退後に生まれ故郷の豊川製作所メモリアル車両広場に保存展示されました^ ^
屋根付きの保存場所であり、通常は非公開なので保存車両にありがちな劣化は無く非常に状態は良好です♪
もう1両ある保存車両は続いて次の5.で紹介します^ ^
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愛知県豊川市にある日本車両製造豊川製作所が地元のお祭り「おいでん祭」開催により一般開放されました。正門入ってすぐのメモリアル車両広場はSLの58623号機と初代新幹線車両0系の22-2029が保存展示されていますがもう1両展示されている名鉄モ800形811号車です♪
昭和10年にデボ800形として製造され、名鉄名古屋〜岐阜間の特急車として運転されましたが戦後は一般車運用として本線、支線を問わず幅広く運用されました^ ^
しかし平成8年に引退、昭和の生き字引的なこの車両を製造メーカーである日本車両メモリアル車両広場に保存展示することとなりました♪
名鉄といえば鮮やかなスカーレットレッドの車体色が特徴でこのモ811号車も引退まではスカーレットレッド色でしたが引退して日本車両に移設する際に製造時である緑系のカラーに塗り替えられました^ ^
重厚な昭和時代の電車を代表する名車です♪
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6/27〜7/2まで勤めている会社の永年勤続記念で貰えた5日間の有給休暇を利用して約4年振りに北海道旅行に行きました^ ^
姉妹版の保存蒸気機関車コレクション77♪と同時進行でこちらはSL以外の保存車両をアップしていきます^ ^
6/27、旅行初日オホーツク紋別空港からレンタカーで滝上町の郷土館へ立ち寄り保存SL撮影後、国道273〜239号線で移動中、道路標識に上興部駅鉄道資料館の案内があった為、立ち寄って見ることに…
旧上興部駅舎の資料館内は特筆すべきモノはありませんでしたが、構内には線路跡上にキハ27 109号車が保存されていました^ ^
急行型の気動車で有名なキハ58&28系の北海道形であるキハ27に出会えるとは思っていなかった(チェック漏れ)為、喜びもひとしおでしたが、野外保存車両の常で状態はあまり良くなく車体にサビは浮きかなり劣化していました。ドアは鍵が空いていて車内も見学出来ましたがこのままではやがて朽ちてしまう危機感がありありでした^^
駐車場が隣接しており、キレイな公衆トイレ等も整備されていたので難しいとは思いますが一体的に整備して欲しいと思いました♪
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上興部駅鉄道資料館立ち寄り後、国道239号〜40号線を利用してJR宗谷本線沿いに北上します。
音威子府村から分岐してオホーツク海沿岸の浜頓別町へ向かう途中の中頓別町の寿公園で保存SLを撮影、再び音威子府村方面に戻る途中で中頓別町内のバスターミナルへ…
廃止された旧国鉄天北線中頓別駅跡のバスターミナル脇にあるキハ22 208号車です♪
しかし車両は酷い有り様で車体前面はサビだらけで見るも無残という状態でした^^
天北線の名の通り保存にあたって青く塗り直されていますがその後ノーメンテでは朽ち果てるのは当たり前の典型です。
悲しくなるので撮影後、すぐに近くのセイコーマートに移動しました^ ^
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根室標津駅跡のC11 224号機撮影後(コレクション77-5)に廃線された国鉄標津線川北駅跡に向かいました^ ^
川北町バスターミナル前に保存されているキハ22 163号車です♪
前日、中頓別町で撮影した同型のキハ22 208とは一目で見て別物と言えるほどの保存状態でした^ ^
駅ホームを模した板張りのホームに車体の大半が隠れてしまう難点はあるものの、旧国鉄首都圏色と呼ばれる塗装状態も鮮やかでした♪
今回の北海道旅行では残り少なくなった保存SL以外にこうした保存車両を積極的に撮影するように行程を組みました^ ^
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