サイドアンダーフラップの加工、塗装編

今回、取り掛かってからここまで来るのに1カ月近くかかってます。
というのも1カ月ほど前から腰を悪くしてずっと立ってたり、腰を曲げて覗き込むような姿勢がかなり辛くなってまして、座りながらごく短時間ずつ作業を進めていたのでどうしても時間がかかってしまいました。

まずある程度までパテを削ってますので、最終仕上げの為に軽くサフェーサーを吹いて行きます。

捨てサフなので薄めに吹きます。
その後仕上げをしてまたサフェーサーを吹いてサンドペーパー2000番で肌を整えて本塗装の準備をします。

ベースホワイトとパールを吹いて完全に乾燥させます。

完全に乾燥したら黒を塗る所を残してマスキングして黒を塗って行きます。
アンダーフラップだけではなくサイドスカートもツートンに塗って行きます。

しかしいくつかトラブルがありましたので一つずつ補修していきます。
まず、おそらく脱脂が不十分で塗料を思い切り弾いてしまってます。

弾いてしまった所をヒートガンで炙って強制的に乾燥させます。
プロ用の塗料は元々かなり速乾性が高いのですぐ乾くので補修もかなり楽です。
炙って2〜3分で乾くので、乾いたらペーパーで研いで弾いた所を段差が出ないように削ります。
缶スプレーだと乾くまでかなりかかりますし、熱に弱いのでヒートガンで炙るのもかなり慎重にしないといけないのでこうはいきませんね。
この辺がプロ用の塗料の良い所ですね。
ミスってもとにかく補修がしやすいです。

その後また黒を塗って補修完了です。

そして別の所ではマスキングが甘く黒が滲んでしまってます。
こちらも補修します。

マスキングをしてパールホワイトを塗って滲んではみ出た所を補修します。
この時に使うのは通常のガンではなく、エアブラシの口径のごく細かい物でそっと吹きます。

塗り終わってマスキングテープを剥がしたらはみ出ていた所もきれいに消えました。

そしてこちらはペーパーがけが甘くて足付けが不十分でマスキングを剥がしたらマスキングテープに一部持って行かれてしまった所です。

まずマスキングしておきます。

なんでもいいのですが爪楊枝のでような細い物の先に塗料を付けてチョンチョンと必要な所だけ塗料を乗せていきます。

乗せ終わったらマスキングテープを剥がします

これで塗料が剥がれた所も補修が完了です。
私はこんな感じでいつもミスった所をカバーしてます。

クリアまで塗ってアンダーフラップの塗り終わりの状態です。
黒は内側全部塗るつもりでしたが、塗料の残りが少なくて全部塗れそうになかったので見える部分だけ塗ってます。

今回追加で作った立ち上がった部分の内側は黒に塗り分けてますが、この感じがたまらんです。

サイドスカートもクリアまで塗り終わりました。
今回もカットラインの下側から斜めに跳ね上げる感じで塗ってますが少し長くしました。
後は乾いて磨いたら取り付けて完成です。