
2018年春季の青春18きっぷの旅3日目です。
2日目では播但線の北部(和田山~寺前)へ行ってみましたが、今回はその南部(姫路~寺前)へ、そこで活躍する
103系3500番台に乗りまくってみました。
そして播但北線の秘境駅(?)でもある長谷(はせ)駅にも立ち寄ってみた次第です。
ちなみに過去記事は下記リンクです。
1日目
「
2018年3月13日 青春18きっぷの旅1日目 JR和歌山・桜井線 105系電車に乗るっ 」
2日目
「
2018年3月21日 青春18きっぷの旅2日目 JR播但・山陰線 キハ40形気動車&113系電車に乗るっ」
(↑画像はウィキペディア・コモンズより引用)
103系3500番台は1998(平成10)年3月の播但線姫路~寺前間の電化に際し、国鉄時代に製造された既存の103系電車に魔改造レベルの改造を施して誕生した車両です。
電化前の播但線では赤い50系客車やキハ40系気動車が走っていてその塗色を引き継いだかどうかは定かではありませんが、赤一色のカラーリングでデビューしました。
以後、播但線電化区間の主力車両として運用されています。
↑朝ラッシュの激混み快速・新快速に乗りたくなかったので(苦笑)、姫路までは別に乗車券と特急券を購入の上で新幹線でワープし、18きっぷは姫路から使用する事にしました。
上の画像は新大阪→姫路間の移動で乗った
500系です。「
これぞ未来の新幹線」という感じの車両で、今は山陽新幹線の「こだま」号運用にて悠々自適の老後を過ごす500系ですが、今見ても色褪せないデザインです。
しかしながら、実際に乗ってみると窓側席の居住性は良いとは言えず、格好良さと実用性の両立の難しさをつくづくと感じます。
↑姫路駅にやってきました。播但線ホームに行くと、本日のお目当てである赤い103系電車が待機していました。
ドアは半自動扱いになっていて、乗車の際にはドア脇のボタンを押してドアを開ける必要があります。
ここから18きっぷを周遊券代わりに利用しつつ、この赤い103系電車の乗り鉄を楽しんでみようと思います。
↑今回はいくつか目的がありまして、その一つが播但南線に残る古い木造駅舎の訪問と撮影。まずは
仁豊野(にぶの)駅へ。
↑次に
甘地(あまじ)駅。
↑そして
香呂(こうろ)駅。普通・快速列車なら乗り降り自由という18きっぷの特性を活用して趣味の駅巡りを行いました。これらの駅については後日別記事にまとめたいと思います。
↑福崎駅の手前辺りで中国自動車道をアンダーパスします。この上の道はパイザーでよく通ったものですが、その下を電車で潜る事になろうとは妙な感じがします。
↑乗り鉄しつつ、例によって動画も撮ってみました。
↑春の播州路を結構な速度で北上。唸るモーター音にジョイント音、その筋の者にとっては最高のBGM(^^)
↑どこの駅か失念しましたが、対向列車待ち合わせで停車中に撮ってみました。
↑前面展望動画です。電化区間の末端である新野駅→寺前駅の区間で撮ってみました。
↑寺前駅では和田山行きの列車(・・・と言っても単行の気動車ですが)が待機していました。増設運転室側のお顔が個性的なキハ41です。
↑キハ41に乗ってやってきた先はお隣の
長谷(はせ)駅。駅周辺には人家が多数ありますが、何故か秘境感漂う不思議な魅力のある駅でした。
↑しばらく長谷駅にて怪しいひととき(笑)を過ごした後、上りの気動車に乗って寺前駅に帰ってきました。
3月21日に訪問した時とは全く対照的な好天でした。
↑寺前駅で並ぶ103系3500番台の姫路行き(左)とキハ40の和田山行き快速(右)。快速とは言っても隣の長谷駅を飛ばすだけですが。
↑寺前からはこの電車に乗って姫路まで戻ります。
ワンマンカーですが、検札の車掌さんが乗務していました。
↑途中駅でどんどんと乗客を拾って激混み状態で姫路到着。
いくらデータイムだからといって、たった2両では辛い感じがします。
↑かつては一大勢力を誇った103系もここ播但線と加古川線、そして奈良線等に少数が残存するのみになりました。何だか寂しい気もしますが、これも時代の流れでしょうか。
↑帰りは姫路駅から新快速で。その待ち時間に撮影。
内外装は今の時代のJRの電車ですが、その走りは昭和の「
国電」そのものの播但線103系3500番台でした。
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Posted at
2018/08/01 22:45:30