【メーカー改良品】タイミングチェーンテンショナー 交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
メーカーから出ている改良品のチェーンテンショナーに交換したので備忘録として。
二世代R系MINI定番の持病の一つ、エンジンのガラガラ音でメーカーから対策品が出ているこの部品。
タイミングチェーンのズレによる不調で異音の発生。終いにはチェーンとチェーンレールガイドが破損してカムシャフトに紛れ込んでエンジン停止が起こり得る。エンジンの中を分解して部品回収と交換で高額修理になるので注意です。
現状としてアイドリング時に多少なりカラカラ音が鳴っている状況。ガラガラ鳴るようになったら破損まで秒読みなので早急の修理を要すると思われる。
納車されて以来、対策品に交換してあるかも不明だったので確認も兼ねて交換に至ります。
2
今回交換した部品はサービスマニュアル画像の4と5。
・MINI純正 チェーンテンショナー (品番11317607551) 11028円
※画像の5のシールリングは同梱されていました。
エンジン右側真後ろに付いている部品で、MINI R56から数えて現在まで2回に渡って改良品が出ており、2022年12月現在最新の物が3番目にあたる。
互換品やOEM品で安価な物もありますが幾度も変わっているエンジン部品の箇所なので無難に純正品を選択。
3
交換するべく作業スペースを確保。
エアクリBOXとエアクリBOX左にあるインテークホースを外す。
自分の車両は社外エアクリに換装してるのでここではエアクリBOXの外し方を割愛します。
赤色丸2個のホースバンドを緩め、インテークホースをエンジンから取り外す。
インテークホースの結合部は経年劣化で硬化してて外し辛いのでシリコンスプレー、ホースプラッカーがあれば容易に外せます。
4
エンジン右側真後ろのこの黄色矢印がチェーンテンショナー(交換後撮影)。
チェーンテンショナーは27mmソケットで外せます。微量のエンジンオイルが垂れるのでウエスをあてながら外しました。
締め付け規定トルク80Nmで改良品を取り付け。もろエンジン部品なのでトルク厳守。
パーツクリーナーで脱脂して完了。
5
外してみると2番目にあたる旧部品が付いていました。
・新部品の刻印番号→7607551
・旧部品の刻印番号→7597895
旧部品は頭面にポッチ穴があったり、短かいなどその他多少違いがありました。
ピストンの硬さは手で押し込んでみた感じでは新旧共に同じでした。
交換後のアイドリングは完全ではないものの、カラカラ音はほぼ消えスムーズなアイドリング音になりました。
以前、あからさまにカラカラ鳴っててディーラースタッフに聴いてもらったらMINIのアイドリングはこんなもんですよ♪、と言ってたのがホント適当に思えてきた(^_^;)
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