麦秋　－芒種－

湖畔亭界隈では麦の収穫が始まっ ています。　
どちらも収穫時期を迎えた麦。品種の違いでこなんにも差が出ます。
右が小麦。左が大麦です。

おおざっぱですが…
麦のひげ（芒[のぎ]）が大きくて立派だったら大麦。その中で種子が二列で穂が平べったければ二条大麦（主にビール用）。種子が沢山付いていれば六条大麦（麦茶や醤油、麦飯用）。

芒（のぎ）が短めなら小麦（小麦粉用）。芒（のぎ）が長い品種の小麦もありますが作付け量はそう多くないので、こんな感じで区別しています。

二十四気で言うと、今頃を芒種と言うそうです。芒種とは、稲や麦などの芒（のぎ）のある作物の種をまく季節と言う事だそうです。

麦畑の向こうでは、田植えの最中。この界隈の農家さんは稲作の裏作として麦を栽培している方が多いので、麦を刈り取った後の麦わらはそのまま畑で燃やされる事が多いです。
実は、この煙がくせもので、喘息持ちにはとても辛いです。

夕日に照らされる大麦畑に、風の谷のナウシカを連想する方も多いはず。私もその一人です。