この週末は5日(月)が振休で3連休でしたので、17日(土)のJR線全国ダイヤ改正で引退する八戸線のキハ40の乗り納めと、11日(日)で東日本大震災から7年を迎える被災地の現状をこの目で確かめたくなり、三陸地方へ出かけました。
行きも帰りもフジドリームエアラインの飛行機を利用するので、県営名古屋空港まで車で行きました。
出発日が小牧基地オープンベース(小牧基地航空祭)と重なったため、道中、プチオフ会を行なったエアフロントオアシスの駐車場はすでに満車で大きな三脚がズラリと並んでおり、空港周辺も路上駐車を監視する(?)警備員がたくさんいました。
そんなこんなで無事に駐車場に到着。
余裕で1階に駐車できました(^^)
毎度のことながら、T社の車がたくさん止まっています。
向かいの列には、カッコイイMR-Sが止まっていました!
早々に搭乗手続きを済ませて搭乗口へ。
今回は、7時10分発のFDA351便いわて花巻空港行きに搭乗します。
現在の名古屋空港の搭乗口はとてもシンプルです。
国際線もバリバリ離着陸していた過去の栄華がウソのようです。
早朝ということで、全国各地へ出発するカラフルな飛行機たちが待機しています。
飛行機への搭乗は敷地内を歩いてタラップ車で行ないます。
航空自衛隊小牧基地では、航空祭に向けて航空機たちがたむろしていました。
この日は天気が良かったので、機内から景色を楽しむことができました♪
まずは、航空自衛隊岐阜基地。
去年ブルーインパルスを見に行ったな~
奥美濃の山々。
手前にめいほうスキー場、奥は高鷲ダイナかな?
両方とも今シーズン滑りに行きました(^^)
これだけ大きくて真っ白だから白山かな?
新潟平野と奥に薄っすらと佐渡島が見えました。
そうこうしているうちに機内サービスがやってきました(^^)
パンとドリンク(今回はホットコーヒーを注文)が付いて無料!(某航空会社だったら有料ですよw)
この内容、なかなかクオリティが高いのではないでしょうか♪
新潟から内陸に入ると真っ白な山々が連なります。
奥に山形平野らしきものが見えるし、大きさからすると手前の山は蔵王山だと思うのですが…確証はありません(^^;
この先は雲の中…高度を下げると花巻市内が見えてきました。
予定よりも5分ほど早くいわて花巻空港に到着しました。
釜石線に乗車したいので花巻駅に向かうのですが、直通バスがないので盛岡行きの空港バスに乗車します。
岩手県交通のバスです。
1番のりばには、安比高原行きの岩手県北バスが停まっていました。
これに乗っていけばスキーが楽しめますね!
岩手県交通と岩手県北バス…よく似ていて何ともややいこしい会社名ですな(^^;
この後にも両方のバスが登場します。
花巻や北上方面へ行く場合は、花巻空港駅でJR東北本線に乗り換えです。
きっぷうりばで青春18きっぷを購入しようと思ったのですが、販売に対応していないため花巻駅で購入してくださいとのことでした。
代わりに乗車証明書をもらいました。
ホームで列車待ちをしていると、本来であれば当駅を通過するはずの快速はまゆり1号がなぜか停車。
列車運行情報を見てみると、前日の大雪の影響で釜石線に遅れが生じている模様…駅員さんの話によると2時間くらい遅れているとのことで、何とも幸先の悪いスタートです(^^;
明日乗車予定の山田線も運転見合わせだし、大丈夫なのかね~
そんなことをしているうちに、乗車予定の北上行き電車がやってきました。
なぜだかこちらが先に発車します。
1駅乗って、花巻駅に到着です。
花巻駅の釜石線ホームに上りの盛岡行きが停車しており、入線できなかったようです。
おかげさまで、本来であれば間に合わないはずの快速はまゆり号に乗車することができました。
この快速はまゆりですが、2号車自由席は1号車指定席と同じリクライニングシートを装備しているお得列車なのです。
しかし、当然人気があるので盛岡発車時点でほぼ座席が埋まってしまっており、仕方なくセミクロスシート(ボックス+ロングシート)の3号車自由席に乗車しました。
花巻駅で進行方向が変わります。
ダイヤ乱れによる列車交換のため、途中の土沢駅で長時間停車。
なので、駅舎をのぞいてみることにしました。
待合室内の様子。
有人駅で駅員さんがいます。
1913年(大正2年)10月25日開業で、宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」の始発駅のモデルとなった駅だそうです。
駅舎前にはこんな碑が建っていました。
釜石に向けて、先へと進みます。
この橋梁、有名撮影地だったような…
大雪の影響で沿線の国道も真っ白です。
途中、駅のない所で停車したり列車交換に時間が掛かったりしながら、遠野駅に到着しました。
ここで半分くらいの乗客が下車しました。
遠野から先は、線路上の雪も一気に増えます!
そして、ついに釜石線最大の見どころ陸中大橋の「オメガループ線」に差し掛かります。
上部からの眺め。
下部の線路が見えます。
この先、トンネル内で大きくカーブしながら下っていきます。
トンネルを抜けると陸中大橋駅です。
釜石鉱山の最寄り駅で、駅構内にはホッパーなど鉱山関係の遺構が残っています。
陸中大橋駅を出ると、今度は上部の線路が見えます。
先ほど渡ってきた橋梁もこの通り!
昔の人たちの勾配克服のために駆使した技術に感心してしまいます。
定刻よりも30分ほど遅れて釜石駅に到着。
当初の予定よりも早い列車に乗車できたので、これくらいの遅れは全く問題ありません。
よくおでんした釜石へ♪
その2に続きます。