持ち込み継続検査挑戦!
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
持ち込み継続検査に初挑戦したのでいろいろ備忘録を残す。
一番ハードルが高いのが24ヶ月法定点検で、それ以外は簡単にできた。
2
【24ヶ月法定点検】
これが一番ハードルが高い。
OBD点検がおととしくらいから追加されているので、24ヶ月法定点検記録簿ではなく特定整備記録簿が必要になる。適当に探してダウンロードする。
欄外の「お客様控」を削除して、右下の「整備主任者の氏名」を「整備実施者の氏名」、中央最下部の「自動車分解整備事業者の名称」を「点検整備者の氏名」に変更。
後は普通に点検整備を実施して記録を残す。
コペンはエンジン関係の「二次空気供給装置」、「排気ガス再循環装置」はないので、この点検は省略とする。ブレーキ関係は分解整備が"特定整備"になるので、整備資格所有者しかできない(ワケではないが、ポン付け交換以外の作業でかつ特殊工具必須となると実質無資格者には難しい。)。なので一般ユーザは点検を実施し結果が良好であればクリアということになる。たとえばシリンダから液漏れがでていれば(一般的な)ユーザでは直せないので、工場へ頼まなければならない。(みんカラにいるような逸般の誤家庭は特殊事例です)
他部分はみんカラユーザであれば説明不要なので省略。不明点は検索すればでてきます。
コペンに関しては、関連情報URLのサイトがめっちゃわかりやすいから参考にするといいと思う。
3
【フロントのブーツとかブレーキ周りの点検】
タイヤをはずせば実施可能。パッドの厚み(最小部)を測定して、清掃すればヨシ。タイヤの溝深さもこのとき測る。
ブーツ類も問題がなければヨシにする。
私はついでにラバープロテクタントを噴いておきました。
4
【リアブレーキ周りの点検】
タイヤをはずしてドラムカバーを取れば点検可能。サイドブレーキがかかってるとドラムカバーがとれないので注意。
ドラムはひっぱれば取れるが、取れない場合中心部に穴が2つあいているので、そこにM8ネジをさして均等にねじ込んでいけばはずせる。サイドブレーキは絶対に解除する。
点検中ブレーキを踏んだりサイドブレーキをかけてはいけない。掛けるとドラムカバーがもどせなくなって死ぬ。
5
ブレーキフルードは諸事情でしばらくこのままにしておくが、必要であれば交換する。
私はついでにエンジンオイルを交換した。
エンジンのCO・HC濃度はテスター屋にもっていったときに測ってもらいその値を記入する。
6
【テスター屋にいく】
軽自動車検査協会のWEBで継続検査の予約をしたら、予約日にテスター屋によってから、協会にいく。
テスター屋で、
・排気ガス
・ヘッドライト
・ランプ類(光軸調整も含む)
・ブレーキ
・サイドスリップ(調整も含む:私は調整なしで通った)
・下回り(お願いすれば)
・自賠責の更新(お願いすれば)
をやってもらえる
スピードメータのテストもやってくれると謳ってはいたがそれらしい項目はなかった。 キレそう。
光軸はがっつり調整されたので、テスター屋よってなかったら不合格は確定だった。 粗品としてタオルをくれたタオルはいらんからスピードメータテストをやってほしかった。
下回り検査含めて価格は4500円+消費税
7
【継続検査実施】
軽自動車検査協会についたら、
継続検査(2号OCR:継続専用)と重量税納付書、軽自動車検査票を記入する。
軽自動車検査票以外は家で記入してもっていってもよいが、印刷の倍率は100%にして印刷しないとOCRは通らないので気をつける。
以下は横浜軽検協での話。
(自賠責更新をしていなかったら、会議所で更新できるのでやる。)
書類の準備ができたら、2号OCRだけを、会議所に持って行き、手数料窓口のクリアファイルにいれて、窓口へ提出。
手数料2200円を納付すると、OCRにハンコが捺される。(写真左下)
したらば、軽検協に戻って、5番窓口に、
・現在の軽自動車検査証
・2号OCR
・重量税納付書
・自動車税納税証明書
・軽自動車検査票
・特定整備記録簿(点検してない場合は後整備ですと申告する)
・自賠責2通(新しい物と古い物)
をファイルにいれて提出する。
書類の内容をチェックしてもらえる。
書類に問題無ければ検査レーンにいってよいされる。
8
今回は検査レーンはあいてるところどこにはいってもいいよといわれたのですいているところを選んで入場。
最初に
・ランプ類の検査
・ウォッシャー液とワイパーの検査
・車台番号の確認
・ボンネット内の確認
をされる。
車台番号はコーションプレートではなくて、刻印をみるので、自分の車の刻印はどこにあるかを調べておく。検査員は一応知っている風ではあったが、面倒をさけるためには調べておいた方が良い。
コペンのように車高が低かったり扁平率の低いタイヤをはいていると、機械にあたったりしないように案内がつく。検査票(写真参照)にも青ペンで「案内」とかかれている。
次いで、排気ガスの検査
その次にサイドスリップ検査、スピードメータ検査、ヘッドライト検査、フットブレーキ検査、サイドブレーキ検査。
最後に下回りの検査をされて終わり。
何事も無ければ軽検協にいってくださいといわれるので、車検終了後窓口に書類一式を手渡すと、新しい車検証とシールが手渡されるのでフィニッシュ。
9
内容を確認して問題が無ければ無事完了。記録簿の提出があれば車検証下部に記録簿記載ありと書かれる。
記録簿の提出がないとその旨がここに記入される。
スピードメータテストはVSC/TCSを切って受けると調べたらかいてあったのでそのようにしたら最初全然スピードあがらなくて困った。不合格なったらどうしよってなって結構テンパったけど全然問題なかった。サイドスリップ検査もあまりまっすぐ通れなかったんだけど大丈夫だった。ガバガバで草。
今回の継続検査の合計費用は、自賠責(17540円)+テスター代(4950円)+検査費用(2200円)+重量税(5000円)で29690円!
安い!!!!!!
というわけで一度くらいは試してみてもいいかもしれません。勉強になる。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連整備ピックアップ
関連リンク