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2018年02月04日

愛車遍歴⑧亡き母へ捧ぐ

愛車遍歴⑧亡き母へ捧ぐ ダイハツ/ミラジーノ2代目(2004-2009)

○エンジン EF-VE型 直3 660cc
○駆動方式 FF/4WD
○変速機 4AT
○全長 3395mm
○全幅 1475mm
○全高 1515mm
○ホイールベース 2390mm

2006年、特別仕様「プレミアムL」を発売。「L」をベースに、メッキパーツやウッド調インパネクラスター、MOMOウッドステアリングなどを装備した。

同年、第76回ジュネーブ・モーターショーで、欧州仕様車が「トレヴィス」(Trevis) の名称で公開される。エンジンは1000ccのEJ-VE型3気筒エンジンを搭載する。

【回 想】

晩年、歳を重ねる毎に自損事故を繰り返していた母親へ扱いやすくお洒落な車を、とプレゼントしたピンク色のGINO「プレミアムL」。

安価ながらレトロ調のダミーウッドパネルやMOMOステ等、その所有感を煽る演出には当時、目を見張るモノがあった。

当然NAでパワーこそ無いものの、軽としての利便性、経済性に優れ、内外の隅々まで行き渡る小粋なキャラクターラインは老若男女から目を引かれる存在であった。

決して押し付けがましい高級感もなく、それでいて商用軽のような安物感も皆無という稀有な存在だったように感じている。

納車時の母の喜び様が、今もこの愛らしいフロントマスクとかぶる。
程なく母が他界して我が愛車となったが、その車内には母の香りや温もりが長く留まっていた。
そしてこれを機に自分はあらためて軽自動車の楽しさや奥深さを再認識することになる。

発売当初よりその外観から‘ミ○擬き’などと揶揄されながらも、今だ国内の中古車市場を賑わしているこのGINOには、燃費や室内面積を最優先し展開する現行軽車両には残念ながら欠落してしまった何かが存在していたとしか思えない。

また近年、国外(欧州)中古市場においても日本小型車としては珍しく高評価を持続していた、との話はある種、皮肉ともとれるが、その比類なき存在感を物語っている。

のちにダイハツはココアを経てキャストという性能やデザイン的にも優れた後継車を生み出すことにはなるのだが、この万能かつ豪華車両への‘進化’の過程において、軽自動車は元来持っていた多様性を限界まで削ぎ落とされ、画一的マーケットへと進む運命(さだめ)にあったのかもしれない。

今も同型GINOを見かけるとつい目で追ってしまう。母のGINOもきっと今も何処で大切にされていることだろう。





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Posted at 2018/02/07 20:26:42

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