• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Mwoの愛車 [ホンダ S2000]

整備手帳

作業日:2025年7月22日

エアコン関係リフレッシュ(交換編)

他の整備手帳を見る 他の整備手帳を見る

目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

上級

作業時間 6時間以内
1
AP1レストアの続きです。
前回はエアコン関係の交換準備まででしたが、ここからは交換した際の手順をご紹介します。

まずはエアクリーナーボックスとウォーターポンププーリー、ACGを外します。写真は外した後です。
ここまでは他の方も沢山記録しておられますので、割愛します。
2
その後、いよいよエアコンコンプレッサーを外します。配管を外して、4カ所M10ボルトを抜けば良いのですが、その前にカプラーを外します。
25年間よく頑張ってくれました。ボロボロですが…
3
下から見上げると見えるこのカプラーです。
上からはアクセス困難です。
4
ちなみに、コンプレッサーを固定していたボルトはこんな感じで白くなってました。これって元々なんでしょうかね??この辺のボルト・ナット類も今回は全交換してます。
5
コンプレッサーを外した後のホースも高圧、低圧共に交換しました。こちらは交換前のものです。
6
リビルトコンプレッサーを取り付けたところです。単体の写真撮り忘れましたが、リビルトコンプレッサーはRFYさんから購入しました。この時期はリビルト品も品薄なのに、助かりました。流石S2000のエキスパートです! もちろん古いものは返送してます。
7
コンプレッサーを取り付けて、ホースも新品を組み付けます。コンプレッサーは上から取り付けましたが、下からも出来るようです。上からの場合は重いので落とさないように注意が必要です。矢印のように低圧から入った冷媒が圧縮されて高圧ラインに出ていきます。
8
低圧側はここで接続されます。
矢印のように、エバポレーターで気化して減圧されたガスはホースを通ってコンプレッサーに送り込まれます。前の写真の低圧ラインにつながります。
9
さて、ここからはコンデンサーとレシーバーの交換です。こちらは交換前です。アルミサビはありますが、特につぶれたりはしてません。まだ使えそうですね。
10
コンデンサーを抜くためにはラジエターを少しだけエンジン側に寄せる必要があるため、ロア側のラジエターホースをホールドする部品を外しました。
11
バンパー外さなくても出来なくは無さそうですが、外して作業した方が結果的に楽です。
12
古いレシーバーです。ホルダーは以前サビチェンジャー塗ってます。今回はこの辺も全て交換します。
13
ちょっとわかりにくいですが、ラジエターをエンジン側にズラすとコンデンサーを抜くことが出来ます。ホースを外したりしなくても良いですが、ラジエターファンのカプラーは抜かないとだめです。
14
逆の手順で新品コンデンサーを取り付けます。この写真はレシーバーやパイプ類もすべて交換した後です。
15
こちらはコンデンサーの入口付近です。コンプレッサーを出て高圧になった冷媒はここでコンデンサーに入ります。
下の配管はコンデンサーで冷却された後のラインで、液相の冷媒が流れており、このままエバポレーターに向かってます。本当はその配管も交換したかったんですが残念ながら生産終了してました…
16
こちらはコンデンサー出口です。コンデンサーで冷却された液相の冷媒が出てくるところです。この辺も全て新品にしたのでキレイですね。
17
で、これが交換したレシーバーです。AP2用ですが、サイズもカプラーもAP1と全く同じです。このように、液相の冷媒がここで一旦蓄積されます。この後、エバポレーターの中にあるエキスパンションバルブで膨張・気化し、エアコンの冷気を生み出して、低圧ラインでコンプレッサーに戻るという仕組みです。
18
ここの金具も新品にしてみました。この低圧ラインもやはり生産終了とか…
19
全て組み上がったら、真空ポンプで真空引きしていきます。こちらは高圧側です。
20
低圧側はバッテリーの横にあります。
21
エンジン停止状態で、マニホールドゲージに真空ポンプをつなぎます。バルブは両方閉じてからポンプをオンにして、高圧、低圧両方のバルブを開けます。
22
そのまま30分ほどポンプを入れっぱなしにします。低圧側も針はここまで下がりました。
23
高圧側はストッパーで止まるところまで下がりました。
その後バルブを両方閉じてポンプは止めます。
その状態で数時間様子を見て、針が戻ってこないかよくチェクします。もし戻ってきたらどこからかリークしている証拠です。
今回は全く針は動きませんでしたので、オッケーと判断しました。
24
次に冷媒缶をセットします。ここから先は他の皆さんが色々アップされてますので割愛します。系統内にガスがないので、1本目は高圧側から入れました。エンジンやエアコンは絶対にONにしないようにしましょう。逆流してきます。
25
1本目が入ったら、2本目以降は低圧側から、簡易ゲージで入れました。マニホールドゲージのホースが短く、固定しにくかったからです。ここからはエンジンを掛けて、エアコン風量全開、温度最低にします。規定量は650g±50gなので、200g缶×3個+漏れ防止剤30g入れました。

結果的にエアコンが冷えるようになりました!ようやく11年ぶりにエアコンが使えるようになりました!

イイね!0件




タグ

関連整備ピックアップ

エアコンクリーニング

難易度:

【備忘録】A/C冷媒洗浄・交換

難易度:

エアコンフィルター交換

難易度:

エアコンクリーナー施工

難易度:

エアコン関係リフレッシュ(準備編)

難易度: ★★★

エアコン洗浄するつもりが、、、

難易度:

関連リンク

この記事へのコメント

コメントはありません。

プロフィール

Mwoです。よろしくお願いします。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

リンク・クリップ

SRS警告灯が点いたので… 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/08/15 23:49:45
サイドブレーキ調整 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/08/15 23:48:45
自作 EPSカバー 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/08/14 08:00:36

愛車一覧

ルノー メガーヌ ルノー・スポール ルノー メガーヌ ルノー・スポール
はじめてのフランス車。楽しい車です。
シトロエン C5 エアクロスSUV シトロエン C5 エアクロスSUV
ファミリー用として乗り換えました。乗り味、ルックスともに気に入ってます
ホンダ S2000 ホンダ S2000
中古で2005年に購入後、コツコツ手を加えながら、普段の買い物とジムカーナに使用 関東 ...
ホンダ オデッセイ ホンダ オデッセイ
とあるきっかけで譲り受け、家族用として大活躍しました。少しのローダウンとホイールだけのシ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation