こんばんは、カボさんです😊
関東も梅雨入りして、ジメジメした毎日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
先日、おは房に参加させていただき、楽しいツーリングで気持ちがパァッと晴れました 実はその帰り道に立ち寄った大黒PAで、茨城の若い赤いNDロードスターのオーナーさん達との出会いも素敵で全員にエアロのパンフ差し上げました
ですが、その大黒PAからの帰り道、まさかの「空力によるオーバーステア」に遭遇し、「アクセルが踏めない〜!」と焦る事態に。後ろにいた86さんに道を譲るという、個人的には大事件が発生しました😱
リヤウイングの角度が招いた大事件
実は、おは房へ行く前にリヤウイングの角度を寝かせ、ほぼ水平にしていたんです。大黒PAのぐるぐるは100km/h付近での走行になるため、当然空力が働き始めます。
フロントには大きなダウンフォースがかかっているのに、リヤのグリップが負けてスライドしたがる状態に陥ってしまいました。
これって、エアロを装着しているドライバーさんなら空力のバランスによっては起こりうる症状なんです。
リヤウイングを寝かせた事でフロント過多なダウンフォース化したと言う事は効き具合はそういう事です😊
フロントダウンフォースをまともに体感できるからこそ、慎重に考えて設定しないといけないと痛感しました。
オーバーステアを打ち消すためのセッティング変更!
とい
うことで、本日は前回追求せず下げた車高を再計測し、オーバーステアを打ち消すための設定変更を実施しました😊
今回の体験を通して、改めてエアロパーツによる空力セッティングの重要性を強く感じました。その効果を理解し、適切なセッティングを施すことで、より安全に安心で、落ち着きつつそしてより速く、ロドの走りの楽しさを「more」にできると確信しました
皆さんも、空力パーツを装着している方は、ぜひ一度ご自身のセッティングを見直してみてはいかがでしょうか?
いかがでしたでしょうか?

空力上での影響ですけど
考え方としては、フロントが食い過ぎでリヤのグリップ負けている特徴なので
足廻りでの対応ともう一つ空力上の対策を試します。
足廻りの方は、リヤを今よりグリップさせる方向に振る事
①タイヤの空気圧を0.1kまたは0.05下げてみてグリップしやすくする
② ダンパーの減衰力設定を1または2段階柔らかくする
③ スタビが強いなら弱いものに交換する
要はロールをさせやすくしてグリップを稼ぐ方法
またはその逆で
④フロントのバネレートを固くする
⑤フロントの減衰力設定を固くする
というダウンフォースで強くグリップしている状態をグリップ力を低下させる方法
今回は簡単にできる① ② ⑤を機械的な変更で実施します
車高については、
<測定値>
FL 548 FR 546
RL 563 RR 557
<変更後>
右前輪のみ3ミリ車高上げ作業
FL 547 FR 548
RL 556 RR 559
※ 以後要右後輪車高下げ作業
※数値=フェンダー下⇔ホイールリム下間単位ミリ
FL 左前輪 FR 右前輪
RL 右後輪 RR 左後輪
・ダンパー減衰力変更 前輪を1段階固く
後輪を2段階柔らかく
空気圧変更
後輪を0.1k低く2.55kに
と、足廻りの変更をしました

と、もう1つ施工
今度はエアロ側
1つはリヤウイングを本来の立てた状態へ変更しプラスしてリヤのダウンフォースをさらに少しですがあげるべくこちらを…
NDロドは床下がドライブシャフト辺りから後ろまで窪みや隙間だらけですので車全体のダウンフォースを考える際にリヤ側は厳しい状態ですが…
まだ簡単にできる事はある
床下の空気の流れを早く抜く事で負圧に持っていきダウンフォースを得るというのがリヤ側ダウンフォースの考え方の1つでもあります。
ダウンフォース発生はウイングだけではない。一番はリヤ側のダウンフォースを増す事がフロント部ダウンフォース過多へのバランスを補う方向になりますが
その強力な武器、ディフューザーがあれば効果的なのですがありませんので純正のバンパーの最下部にガーニーフラップを取付けここまで来て過ぎていく風の流速上げからなる床下の圧力の低下(揚力低減を含む)を狙ってます。
製品とかではないのですがホームセンターの材料で簡易的なものを作りました😊
ボクのロドはサイドステップが分厚目なので床下の空気が外に散らずどちらかと言えばやっていないよりは風が直線ぽく後方へ流れますので、
今回のガーニーフラップ以降で渦を巻かせ風を引っ張る速める作戦です
簡易的になのでエアロ用の両面テープで固定しました
ベイブリッジに向かう登り勾配のコーナーでのコーナー中のワンシーン
横Gに引っ張られる事なくタイヤの動きと感触をもろに感じながら安心操舵(^^)

大黒Pにてちょい休憩
前回のリヤが出そうで怖くて踏めません
〜〜のリベンジとしては、
今回の変更で安定のコーナリング状態。
全体的にそれぞれのタイヤの感触を感じつつ落ち着いたハンドリングとアクセル。
荷重が前輪から抜かないよう微調整はありますが前回とは雲泥の差で前回空力によるオーバーステアに悩んだのとは違い安定の高速域への走行が可能な仕様で走れました。
大黒Pからの”ぐるぐる…”
結構エグいアールですが…
グイグイ登って行きますよ〜
これは安心で楽しい!😄😆
空力を使うからには その全体のバランスを崩させるのも自分のセッティング…
それを活かすも自分のセッティングです。それを知らずでやってしまうのかそうでないか…みたいな…
実は今回仕様を変えるのに車高を大きくイジらなかったのには一つ理由がありましてもし今回リヤが負けていくようなら少し車高を下げて床下の風を理屈に沿い速められるかを試す予定でした。
しかしリヤ下がりにする事は回頭性を上げる方向に変化していきますので余計にオーバーステアに振ってしまうリスクを避けたく車高の左右前後差をあまり無くした状態で挑戦しました。
結果から言えば、フロントはがっつり効いてる状態よりは車全体のバランスがとれた状態に変化してくれたので怖い、警戒するではなく楽しいが優先するロドに変わりました^_^
楽しい走りのその先のmoreを!それがボクが一番のぞみ目指している場所なので今回は大成功な結果でした😊🤗
まあ、とにかく一番は安全に楽しく乗り楽しむ事だとボクはそう思います😊
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2025/06/13 23:25:10