ミッション交換2
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
30分以内 |
1
各部小物部品を外したら、いよいよメインのアクスルシャフトの入替とミッションのガスケット・シール交換です。
ディファレンシャルプレートを外しアクスルチューブを外します。外すのはプーラーでこのように引っ張ります。
2
そしてディファレンシャルプレート奥にあるネジ8つで止まっているプレートをプラハンで叩いて外します。 外れたら裏にある大きなOリングとガスケットを交換して戻します。 使用している液ガスはスリーボンドの1216です。 ヴィヴィオ のオイルパンやベスパのエンジンオーバーホールで使用したやつです。 このプレートは片方ずつやったほうがいいです。両方外して中の大きいギアが外れてしまうとプレートにはめにくい。
3
アクスルシャフトはワッシャーとスナップリングで固定してるのでそれを外します。 かなり大きいので、工具もそれなりのものが必要。 アクスルシャフトを抜いてファルクラムプレートも回収します。 載せ替え先のミッションにこれの逆で組んで行くんですが、まぁやり難い。 ファルクラムプレートの平たい面でシャフトを挟む訳ですが、プレートがコケるか奥へ斜めに入る。 少しでも斜めになったらアウト。しっかり面と面で2つ合わさるまで根気よく頑張ります。 シャフトは重たいし・・・ 一番やりにくかった箇所です。 シャフトが入ったら、サッサとワッシャー入れてCリングで固定します。 その後半円のプラスチックのカバー付けて6角形のガスケットを3枚挟んでアクスルチューブを入れてディファレンシャルプレートをナット6個で固定します。 シャフトにガタがないか、上下左右に動くことを確認して完了。
4
アクスルチューブを入れる時にベアリングが抜けるので、圧入します。 元のネジでは届かないので、ホームセンターでネジを買ってきて少しずつ締めて行く感じです。 チューブにネジが切ってあることを忘れていたので長いです(ナットをかけて使用するつもりでした)
本来のネジが届くくらいまで入れたら一旦外して、バックプレートをつけて本組付け。 ハブシール等は事前に入替済みです。(内側が見える方向に組付)
5
締めるとアクスルチューブがミッション側に押されるのでシャフトが上下左右に動かなくなります。 ちょっと焦りますが、ドラムを仮組みしてアクスルナットを絞めると本来の位置に戻りまた動くようになります。これ知らなかったらミスったと勘違いしてしまうので、備忘録としてあげときます。
6
右後輪はドラムが少し波打っていたので、ペーパー掛け。
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シャフトを水平にしてアクスルブーツを取付け。 マイボウズさんオリジナルのこのブーツ。肉厚でしっかりしてます。ネジの締め位置は前か後ろなんですが、ミッションをイルがケース半分まで入れることを考えると、若干上向にしました。
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ノーズコーンはオーバルでフルシンクロミッションを使用する場合、タイプ2用を使用するので、レバーもタイプ2用を。この少し左に曲がっているのがタイプ2用です
9
ノーズコーンシールのブッシュを壊してしまったので探すも、同じものがない。 サイズの似てるものを買うも、中のブッシュに当たり入らない。
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少しカットしました。 同じ形状にカットしても良かったんですが、細い部分を残すことで、少しでもシャフトのガタ防止になればと残しましたが、今度は内径がキツキツでシャフトが回り辛い。 内側をペーパー掛けして回るようにしてから取付けました。
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レリーズシャフト、ベアリングも取付けました。結局高年式ミッションを使用する事に。なのでアダプタースリーブ付きです。 ここのメインドライブシャフトシールの交換はシール交換では一番やり難い。
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前後のミッションマウントを付けて、元々ついていなかったノーズコーンとボディの間に入るシールも取り付け、いよいよあとはスターターを付ければ乗せる準備完了です。
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しかし、ブッシュが違い、入らない。盲点でした、また発注か・・・
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