辻井伸行君のコンサート、行ってきました♪

12月20日、熊本県立劇場、ツアー1日目。
チケットは３時間で売り切れたそうです。
先月行った地元のピアニストのコンサートでも、今回の会場でも、周りの話はどれほどチケット取るのに苦労したかって自慢話(?)がほとんど・・・
知り合いから分けてもらった私は申し訳ない気持ちで一杯でした。

きらきら星変奏曲にはじまり、モーツアルトピアノソナタ11番、ベートーヴェンのテンペスト、ワルトシュタイン、アンコールがショパンの雨だれとリストのリゴレット・パラフレーズ、最後にオリジナル曲、それでも、生きてゆく。
有名な曲ばかりを選んでのコンサートでした。

指がとても10本とは思えないくらい、やや速めだけど滑らかな演奏でした。ほんとに、奇跡の指です!!

ベートーヴェンも良かったけど、リストもとても良かった。

今はまだ若いのでどうしても技巧が前に出てしまう演奏だけど、10年、20年と年を重ね、人生経験も豊富になった時の演奏を聴くのも楽しみです。

テンペストといえば水谷豊がドラマで弾いていた「赤い激流」が一番に思い浮かぶのですが、今の若い子達には話が通じない・・・たった二つ年下の子でさえ、「ラ・カンパネラとテンペストともう一曲、何だったっけ?」という問いかけに、「???」でした、残念・・・

そうそう、もう一曲は英雄ポロネーズ。
なつかしいなあ・・・