BMW(純正) 電動ウォーターポンプ  

確か当時世界初。N52エンジンから採用された新機構。

一般的なエンジンではウォーター・ポンプはエンジンの動力で駆動、常にポンプは作動し冷却水を循環させています。

ポンプの容量はエンジンが最も高温となる運転状態でも充分な冷却を行えるように設定され、冷却水の水温調整はラジエーターに送る冷却水の量を変化させることで行っていますが電動ウォーター・ポンプは電気モーターで駆動されるためエンジン回転数とは関係なく、冷却水循環量を自在に制御することができ、エンジンが冷えている時には冷却水循環量を極力抑えることで、ポンプ駆動のためのエネルギーを節約します。

また、冷却水の温度をきめ細かく制御できるため、通常の走行時には冷却水温度を高めにしてエンジンの効率を高めます。ダイナミックな走行をする場合には、ウォーター・ポンプを積極的に駆動させ、冷却水温度を低めにしてエンジンのポテンシャルを最大限まで引き出します。

だが世界的の新機構、あるあるですが信頼性の面でまだまだなのか良く壊れますw
これが故障したせいでオーバーヒートを経験した人は少なくない筈。

昔はアホみたいに値段高かったですが、今ではようやくOEM製品も安価になってきてある程度は安くなりましたね。