人生初新車。
ミラジーノの後継モデル、ダイハツ キャストスタイルです。
登場が2015年9月と販売されて間もなく、初期型は大概にしてあれこれ不具合やらなにやら出るので買わないというのが俺の車選びの鉄則だったんですが、嫁が気に入り思い切って購入。
グレードはG“SA Ⅱ” 真ん中グレード、ノンターボの2WD。
パワートレインは直列3気筒DOHC+CVT。
エンジンは初代ミラジーノにも積まれたEF型エンジンの後継、KF型の第二世代版を採用。
触媒早期活性化システムで既に用いられている燃焼時に発生するイオン電流を検出して燃焼状態を診断するシステムをポンピングロスの低減を狙いEGRの導入量制御に応用した「i-EGR」、重量増を避けつつきめ細かい吸入吸気量制御とCVTとの協調制御も可能な樹脂製電子スロットルボディを採用。
i-EGRは世界初、樹脂製電子スロットルボディは国内初(当時?)らしい。
その他、燃焼室形状、ピストン形状、オイルシール、タイミングチェーン、ウォーターポンプなどの変更で燃焼効率向上とメカニカルロスを低減しているモデル。
最高出力38kW(52ps)/6800rpm、最大トルク60Nm(6.1kg-m)/5200rpm
可変バルタイ、ロックアップ機構付きトルコン、さらにはオルタネーター回生制御、アイドルストップ装置と燃費上げる為の機構満載。
実際JC08モード燃費は30.0km/Lと最近の軽自動車らしく鬼の高燃費。
実燃費も市街地で21.3km/L、郊外路で20.8km/L、高速で不利と言われるCVTでも21.9km/Lをオートルックワンの取材で記録。
動力性能もノンターボながら平坦路はもちろん、坂道でも大人四人乗ってもDレンジのままで実にスムーズに進みます。
(試乗した際、俺はこれが1番驚きました)
ハイトクラスの軽自動車でありながらムーブカスタムRSと共通の足回りを持ち、165/55R15のタイヤ、前後スタビライザー(2WDのみ)、軽量高剛性ボディ「Dモノコック」を採用し、乗り心地は変なロールもする事なくしっかりした乗り心地。
また、衝突回避支援システム〔スマートアシストⅡ〕、ABSはもちろんの事、VSC、TRC、ヒルホールドアシスト、「Dアシスト」なるパワーモードまで装備。
外装はメッキパーツを各所に採用してかつてのミラジーノを彷彿とさせるイメージ。
ライト関連もこのグレードはヘッドライト、フォグランプ、テールランプにLEDを採用。
そして何と言っても内装が豪華。
オーディオスイッチ、チルト機構付き革巻きステアリング、ファブリックながら運転席はシートリフターまで付いたスウェード調ベンチシート、リヤシートは分割してスライド、リクライニング、可倒するシートを装備。普通に大人4人ゆったりと過ごせる空間を持ってます。
静粛性も下手な5ナンバーハッチバックより質感高く、セダン並みの静粛性。
1999年に登場し、2004年に生産終了の初代ミラジーノから約10年。
後継モデルのキャストスタイルは、もはやセダン並みの乗り心地と実力を持った車に生まれ変わりました。
納期が注文から一ヶ月かかるらしく、それならばと中古で探したら、ダイハツ東京販売のナンバー登録だけして未使用未走行のお買い得な新車を発見、即購入。
メーカーオプションのファイヤークオーツレッドメタリック+デザインフィルムトップ、インテリアアクセントカラー、アップグレードパック(ステアリングスイッチ、バックカメラ、16cmリヤスピーカー、ツィーター)ドアバイザー、カーマット、ディーラーオプションのワイドスタンダードメモリーナビ、ETC付きとオプションてんこ盛りですw