YOKOHAMA GEOLANDAR A/T G015
発売日と見た目に反して非常に優秀なタイヤです。
純正タイヤのジークス ZE001 A/Eと比べると、
ハンドリング
ZE001 > G015
サイドウォールの柔らかさ
G015 > ZE001
音
ZE001 = G015
乗り心地
G015 > ZE001
悪路での乗り心地
G015 > ZE001
悪路走破性
G015 > ZE001
最近ジオランダーシリーズに225/55r18のラインナップがあるのが追加されましたが(CVとか)やっぱり横っ面のゴツさ欲しいなぁってのでG015にしました。
パターンノイズは全然聞こえなくて、サイドウォールとコンパウンドが柔らかいことに起因するであろうハンドルを切った時ワンテンポ遅れる感じは如何ともし難い感じです。
スタッドレスのG075より柔らかい印象です。
あとは、ハンドルに若干のゴロゴロ感が伝わってきますが気にならない人は気にならないレベルだと思います。
悪路走った際の突き上げなどのいなし具合は目を見張るものがあります。
ウエット性能
濡れた路面での急制動は少し早めにABSが介入する感じです。車重が違うのでなんとも言えませんが、以前ポルテで履いていたVector4seasonsに比べると比較にならないくらいのグリップ力はあります。
ただ、豪雨時高速を120kmで走行した感想から言うとかなり行ける。ハイドロ耐性は普通のサマータイヤ並にはあると思います。
苔が生えた路面だと急ブレーキでABSが早めに効いた印象ですが、まぁ設置面積少ないので仕方ないと思います。
オンロード性能
ワインディングで踏み込んで走った時、純正のZE001はタイヤの限界の前にCVTが悲鳴を上げてリタードモードに入るのに対して、このタイヤはオンロードでの車体の運動性能について来れないので、車には優しいです。
かと言ってワインディング全く無理かと言うと全然そんなことはなくて、少なくともそこいらのノーマルのコンパクトカーよりは普通に速く走れます。
横のグリップが弱いのは溝がショルダーに近づくにつれて、太くなっているので設置面積が少なく、横Gに対する踏ん張りがサイドウォールの柔らかさと相まって弱いのが原因かと思います。
肝心の悪路走破性ですが、ガレ場に近い急な坂道でも滑りもせず余裕で登れたのでなかなかポテンシャルは高いと思います。
ZE001ならそもそも突入するのパンクが怖くて出来ないような場所でした。
まとめ
見た目は控えめながらワイルド、走破性はノーマルより高く、オンロード性能はノーマルの方が上、だけどワインディングを流せないって訳では無い。
ちょっとアウトドアに行く、林道走る、て人にはめちゃくちゃおすすめのタイヤです。
燃費はそんなに悪くないと思います。
2024/12/02訂正
燃費めっちゃ悪いです(笑)
ストップ&ゴー多いとだいたい-2km/lくらい落ちます。
ジオランダーAT-Xにサイズが無いのが悲しいです……。正直ウエット性能とか考えて安全性重視するならTOYO のオープンカントリーRTよりジオランダーATをおすすめします。ホワイトレターがどうしても欲しいとか、オンロードの安全性よりも見た目じゃい!って人はまぁRTでもいいと思います。
2024/8/16 追記
台風が近づいているさなか雨の中700km程高速を走りましたが、新東名の120km/h巡航で不安になる挙動はありませんでした。
ただ、接地感が少し弱いのでまぁ水煙上がるレベルのフルウエットだとどのタイヤでもそうですが飛ばさないことに越したことはないです。
ドライだとほんとにATタイヤか??ってぼ違いが分からないレベルです。少なくともパターンノイズよりも風切り音の方が大きいので音に関しては不満はありません。
追い越しをかけるときの速度ではハンドルをしっかり握らないと行けない位の直進安定性なので、160とかそれ以上で飛ばさない限り全くもって問題なく感じました。
ウエットのブレーキ性能ですが、ハーフウエットレベルで違いが分かります。
車重が違うので全く同じ比較ではないですが、今まで履いたタイヤでウエット性能高い順に行くと、
ヨコハマBlueEarth GT>FALKEN ZE001A/S=GoodYear EAGLE REVSPEC RS-02>ヨコハマ ジオランダーA/T G015>>ヨコハマ エコスES31>ブリジストン エコピアEP150=Vector4Seasons
こんな感じです。
スタッドレスはヨコハマ アイスガード SUV G075ですが、エコピア以上ジオランダー以下な感じです。ドライグリップはしっかり感も含めるとコンパウンドが硬いVector4seasonsがもう少し上にきます。スタッドレスのドライグリップは上記の中に入れるとしたら最下位ですかね。
SUV用のスタッドレスですが、結構早めにブレイクします(当たり前)
2024/11/27 追記
燃費について
おおよそ半年くらい色々走りました。
ドライの横グリップは少し弱いな、と言った感じですが悪路の安定性はピカイチです。
ただ、重いですねこのタイヤ。
転がり抵抗もスタッドレスより悪いです。
なまじ見た目がサマータイヤに毛が生えた程度なので燃費はさほど心配してなかったのですが、ストップ&ゴーが多い市街地のバイパスは燃費が7km/lを下回ります。
高速でも10km/l台乗ってたらいいかな、と言った感じです。燃費に関してはダメダメのダメです。
あと、縁石に乗り上げた記憶が無いレベルの小さい傷からタイヤバーストしました。柔らかいのでゴムがちぎれやすいようです。サイドウォールの耐久性は皆無かな。
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見た目はトーヨーのRTに比べて大人しめで、ホワイトレターの設定も無いです。
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溝深さは9mmです。外側が溝太くなってるので石とかはすぐ取れます。
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4本、ストレートグルーブがあるので直進安定性は普通にあります。
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トレッド面の主張は大人しめの代わりにオンロード性能は普通に高いです。
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サイドウォールとショルダー部分はちょっとワイルドさがあるので、ノーマルに近い車だとちょうどいいです。
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バースト箇所はこんな感じです。
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むしれてますね……あとカーカスがスチールじゃないのも大きいかも
定価 | 210,000 円 |
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購入価格 | 105,000 円 |
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入手ルート | 実店舗(その他) ※ENEOSにてネット価格まで値引いてもらって交換しました。値段は4本+諸々諸経費全部込み込みの金額です。 |
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