パワーステアリングフルード交換１

交換対象油脂には指定されていない様ですが、サーキット走行でピットに戻った後にボンネットを開けると、真っ黒いフルードがリザーブタンクの中を回ってるのが何とも精神衛生上宜しくない。

と言う事で、車検の時にディーラーに相談したところ、やるとしたらリザーブタンクの旧油を抜いて新油を入れて循環を繰り返す方法との事。

その方法だと完全には新油に入れ替わらないし、新油も大量に必要でイマイチ。

なら自分で交換する事にして、ディーラーには純正パワステフルードを2L量り売りして貰いました。
（基本、1L缶か4L缶の取り扱い）

で、先人の始祖鳥さんの整備手帳を参考にフルード交換♪
http://minkara.carview.co.jp/userid/192592/car/80323/599610/note.aspx

GXEのパワステフルードリザーブタンクは赤○です。

拡大すると、黒いフルードがリザーブタンクに入ってるのがよく分かります(^_^;)

フルードはリザーブタンクの太い方のパイプから出て、パワステポンプを通って、ステアリングラック？経由で、細い方のパイプから戻ってくる様です。

緑のラインはパワステポンプからステアリングラックまで、
黄色のラインはステアリングラックからの戻りです。

戻りラインはラジエターの前の方まで経由し冷却している様です。

戻りラインからバイパスしてフルードを抜き取る為に、リザーブタンクのフルードを抜き取ります。

う～ん、真っ黒！

フルードの抜き取りは戻りラインのリザーブタンクから見て最初の接続部分にしました。

パイプバンドを緩めて外し黒いパイプを抜いてビニールパイプを接続。

黄色の線は戻りラインで、途中からは差し替えたビニールパイプです。

外したパイプの先端はリザーブタンクより高い位置にしておかないと、タンクにフルードを満たした時に漏れてきます。

多少なりフルードがこぼれるので養生を。

リザーブタンクに新油を入れてステアリングを左右に切ります。

あっ、最初にジャッキアップして馬掛けます(^_^;)

するとポンプアップされたフルードが戻りラインから気持ちいい様に出て来ます。

この真っ黒さは13年、約5万キロの汚れです。

繰り返していると足してる新油の色に替わるので、ビニールパイプを外して元のパイプに戻します。

リザーブタンクのCOOLラインでの量を確認し、試走してHOTラインでの量を確認。

過不足あれば調整して完了！

パワステフルードは循環しているので、エアーが入っていても循環する内にエアーは抜けます。

ディーラーで確認した油脂量は1.0L程度との事でしたが、最終的に1.5L位入れ替えました。

色合いは旧油の烏龍茶に対して、新油の緑茶って感じでしょうか？(笑)

リザーブタンクには精神衛生上宜しい綺麗なフルードが入ってるのですが、タンクに汚れた色が染み付いていて見た目には以前と変わりありません┐(´д｀)┌

施工時走行距離：48,090キロ