なかなか頭が阿呆なので、理解までに時間がかかります(;^ω^)
また色々と教えていただいた皆様。ありがとうございました。
まずボルトとナットの基本から知らなければならないということですね。
多くの自動車のボルト等は、軸力が弾性変形領域でトルクが設定されているということなんでしょうか。
そして塑性変形領域までトルクが設定されているボルトについては再使用不可ボルトになってしまうということですね。
当然といえば当然ですが、まずこの大前提が頭に入ってなかった。
エンジンを組み立てたりする際にスタッドボルトがオイルを塗布して締め付ける
のは、ボルトの軸力を塑性変形領域まで上げるために用いる。
よってボルトの再使用も不可。
すなわちグリスもオイルを塗るのと同じ意味合いということになるわけですね。
ホイールのハブボルトなどは、一回脱着すれば再利用不可というわけではありません。
何度も脱着するわけですから、ハブボルトの弾性変形領域に元々の締め付けトルクが設定されているというわけですね。
スレコン等のグリスを塗ってしまうと、摩擦の影響が減じ、
軸力がかかりすぎて、設計者が想定している以上の荷重がかかりかねない。
さらに、ボルトの座面やテーパー部にまでグリスが付着してしまった場合、
座面の摩擦力を失い、緩みかねない事態にまで陥るというわけですね。
もちろん軸力は簡単には測定は不可能なので、
(200万くらいの高額機器を買えば可能らしい)
軸力を簡便な締め付けトルクという数値で代用し、
想定される軸力を出している。
また、
ネジ山やネジ穴の清掃はとっても大事だということがうかがえます。
なるほどですね。
やっと理解してきましたよ~。
しかしどうしてもカジリを防止したい場合、
ボルトの軸力を安定させて、カジリを防ぐというものもあるそうで。
軸力を安定させて、防錆やボルト保護効果もあって。
そしてカジリも防止するというシロモノ。
緩み防止にもなるそう。
ググると
ミスタータイヤマンの某店で使用されていたり、
いすゞのHPにヒットしたり。
VABのブレンボ、住友製のすみんぼ。
アルミ製でありまして。
オーバートルク=塑性変形領域までの軸力が加わると、
鉄製のボルトが破断する前にアルミ側のネジ穴が潰れてしまう恐れもあり。
ボルトが破断しているブレンボは、カジってて緩める際に破断しているのかもしれません。(走行中に折れているわけではないですからね。)
あるいは締め付け時にオーバートルクでボルトが塑性変形していたか。
前期型のすみんぼと後期型のすみんぼでは違いがあるかも。
後期型のすみんぼでは、鉄製のインサートが使用されているから、
とにかく純正締め付けトルクを遵守し、余計なグリスなどを使用せず。
規定の120Nmで締めるべき。
(今度外した時に磁石使ってインサートが入っているかどうか確認をいたします)
またボルトは新品に交換できるなら交換すべし!
とのことを理解しました。
私がもし前期型のキャリパーやったら。
ボルトを新品にしておいて。
さらにBG300を使うかもしれません。
だって。
軸力も安定するし、カジリ防止にもなるし。
緩む心配しなくていいし。緩み防止になるし。
ハブボルトの保護も使用可能というわけですから。
締め付けトルクに対してのボルト軸力のバラつきを抑えるということは、
バルト破断の確率も減じる可能性があるし。
スバル純正のハブボルト保護ペーストも。
こういった類のものかもしれません。
これならプロのエンジニアさん方も異論はございますまい(;^ω^)
シランケド!!!(笑)
リンク
とにかくですね。
皆さま。
いろいろと教えていただいてありがとうございました!!
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2024/04/24 13:39:25