
長くかかった仕事がひと段落したので、気晴らしを兼ねて真鶴半島までドライブに出かけた。

真鶴半島までのルート。出発点は在住する区役所にしておいた笑
7時40分に出発して、圏央道を利用して、真鶴半島自然公園には10時15分に到着。なんとたったの2時間半のドライブ!
かつては、もっともっと早起きして国道をひたすら南下して、やっと到着だったのを思うと、う~ん時代の流れだね。

真鶴半島自然公園の無料駐車場でのchérieちゃん
豊かな森林に覆われていて森林浴も楽しめる。

海だ!海だ!海だ!と海ナシ県からやって来たため、興奮度Max
人もまばらで、この空間をほぼ独り占め!

真鶴岬の先に広がる景勝地、三ツ石
あれ!
これじゃあ三ツ石まで渡れない…
せっかく渡る気満々で来たのに。
調べてみると、
5月から8月までの日中なら潮位も低くなるので渡れるとのこと。
そっか、前に来たときはいつも夏になる前だったから、渡れたんだと納得。
三ツ石を遠くに眺めながら、海の音と風の音しかない世界でぼんやりすることにした。

浜辺で見かけた可憐な黄色い花

戻りの遊歩道。こんな道に息を荒げていたら、富士登山なんてもうおぼつかないと内心苦笑

お楽しみのランチは、福浦漁港みなと食堂にて
事前の電話では「平日なのでそんなに待たないと思います」と言われたものの、のんびり読書をしながら40分ほど待つことに。

新鮮刺身定食。見よ、この刺身の厚みを!
オープンテラス(もどき)で頂いたのだが、直射日光のあまりの暑さに、日焼け予防の帽子を被りながら食事を楽しんだ。
すずき、あじ、真鯛、にべ、いなだの5点盛り。
まるでステーキ並みの厚切りに、わさび醤油の味がまったく染み込まない。あっ、でもわさびはつけすぎたりすると、やっぱり涙目になるかな。
右側は刺身串揚げは、さばいた魚の切れ端をシソ巻きなどにして揚げたもの。魚が新鮮なので、ホクホクしていて美味しい!

chérieちゃんと海の初コラボ撮影
ふと思い立ち、海辺で記念撮影。
しかし、慣れないこともあり、内心は人目が気になって仕方ない。
写真の選別と微調整は、写真の師匠Tちゃんが担当してくれました!
お茶をするにはお腹がいっぱいすぎる。
とは言え、せっかくなので思い出のサドルバッグカフェへ行くことにする。甘いものは別腹だからね!

アップルタルトとダージリンティーのケーキセット
…やっぱり重かった。
時間をかけてのんびり完食することにした。
サドルバッグカフェから眺める景色がホント美しい。以前ここから夕焼けを眺めたときは、しばし時を忘れるほどであった。

東海道本線と国道135線が並走している
湯河原へ入り、お土産に味楽庵に立ち寄る。

みかん最中(お店HPより)
白あんにマーマレードの入ったもなか。
マーマレードの酸味と苦みがクセになりそうな味わいだった。1袋に2つも入っているので、食べ応えも十分。なんか得した気分!

イチョウがキレイだったのでパチリ
アネスト岩田ターンパイク箱根へ向かう道中、奥湯河原にて撮影。
ところでターンパイクって、名称がしょっちゅう変ってる気がする…
ネーミングライツ(命名権)を採用しているせいだネ。

湯河原料金所に到着。
霧が辺りを覆っている光景に絶句。美しい夕日を期待して来たのに…トホホ
料金所を通過して、前方のT字路にハタと気づく。
左右どっちへ行くの?と軽くパニック。(ここだけナビ設定をしてなかった)
ええい、いいや、もう聞いてしまえ!とchérieちゃんのハザードを点灯、そのまま置き去りにして、歩いて料金所まで戻る私。
「あのう、すみません。小田原まで行きたんですけどぉ、どっちへ行ったらいいんですか?」
「右に曲がって。そのうち出てくるから」
「T字路を右ですね。ありがとうございます」
すたすたchérieちゃんに戻って、再びエンジンをかける。
これも道がガラガラだからできる荒業だよね。
ここまで来るのに対向車はいても、chérieちゃんの前後には車はいなかった。

アネスト岩田スカイラウンジの駐車場
‥さびしい光景が広がる。
とりあえず立ち寄ってみたけど、もうこのまま下山しようと考えをあらためた。

ちなみに晴れているときの光景(公式HPより)
しばらくすると霧も晴れ、すっきりした曇り空に変わってきた。でも雨がポチポチ降り始めたので、気を緩めず下っていく。

鈴廣かまぼこの里
小田原料金所そばの鈴廣かまぼこの里で、最後のお土産を物色して帰宅した。

真鶴半島地図
本日のドライブの走行距離は255km。よく頑張りました!
【おまけ】
夕食は、福浦漁港の
運海丸しらす直売所で購入した釜揚げしらすを丼でいただいた。ふっくらとしていて、とても美味しかった。

ベビーホタテは家にあったもの

しらすのくぎ煮
シラス干し(ちりめんじゃこ)か、くぎ煮のどちらにしようかと迷い、若い女将さんにどっちがおススメですかと聞くと、「くぎ煮です」と即答で返ってきた。評判もいいらしく、これだけを買いに来る人もいるとのこと。
そのあと少しおしゃべりをした。
「くぎ煮って、神戸のいかなごのくぎ煮が有名ですよね?一時期、大阪に住んでいたことがあるので、母が好きなんです」
「そのくぎ煮をしらすで作ってみたんです。私が関西の出身なんで、いかなごのように硬い食感にはならないけど、なるべく硬めに作っています」
「へえ、そうなんですね。こっちの食べ物は関西とは全然違いますものね。外食した時なんか、食べたい味じゃなかったりしますよね。私も大阪にいた時にそう感じてました」
「でも家では関西風の味付けで料理しているから大丈夫です!」
そうそう、大阪ではうちも関東風の味付けで食べていたっけ…と思い出す。(母が料理をするので)
女将さんは結婚をきっかけにこちらへ移り住んだとのこと。結婚後3年くらいは、ずっと帰りたいと思っていたそうで…、その気持ちはイタイほどわかる!
「でも、今はもう大丈夫です。新幹線も近くに走っているし、いつでもすぐに帰れるから」と元気いっぱいだった。
もちろん、くぎ煮も美味しかった!
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Posted at
2020/11/21 21:23:24