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「ぶつけていない」“暴走”70代ドライバーが車に接触し歩道に乗り上げる…タイヤ外れ、ガードレールぐにゃり「謝罪もなくあきれた」 福岡市





暴走車が歩道に突入…事故の一部始終

福岡市で14日正午過ぎ、走行中の撮影者が目の当たりにしたのは思いも寄らない危険な場面だった。撮影者は、「何が起きたかよく分からなくて、『事故に巻き込まれたんだ』と思った」と語る。

この日、撮影されたのは、危険な割り込みかと思いきや対向車線に飛び出し、歩道にドンと突っ込むという暴走車が引き起こした事故の一部始終だ。

当時、70代の男性が運転する青い軽自動車が撮影者の車に接触し、そのまま対向車線を横切って歩道に乗り上げると、駐車していた車に衝突し停車したのだった。

一体、青い軽自動車に何が起きていたのか。

後ろのカメラには、事故の直前に車線を跨ぎながら走ってくる、問題の軽自動車が捉えられていた。

そして車間距離を詰めてくると、次の瞬間、撮影者の車にドンと衝突した。

さらに、そのはずみでガードレールにもドンとぶつかる。衝撃で外れたとみられるタイヤが道路に転がっていた。

事故があった現場はバスも頻繁に通り、交通量も非常に多い。現場では事故の衝撃で曲がったとみられるガードレールがそのままになっており、衝撃の強さを物語っていた。

この事故で黄色い車を運転していた50代の女性が、腰や背中などに軽いケガを負ったという。

運転者が事故直後に衝突否定…原因調査中

また、被害者によると事故を起こした70代の男性が驚くべきことを口にしたという。

撮影者は、「男性は謝罪もないし、ぶつけたことも覚えてなくて、『ぶつけてない』と言ってたので、あきれましたね」と語っている。

警察は70代の男性から話を聞くなどして、事故の原因を調べている。