タペットカバーパッキン交換①

先日発見した、エンジンの防熱板付近のオイル滲み&漏れ。
見た感じこれはもうタペットカバーパッキンの劣化だろうという事で、即注文。なんとラス1でした。ラッキー。

漏れとはいえ、まだエキマニに垂れて焦げ臭いにおいがしたりするわけでは無いので軽傷です。しかしながら乗る度に滲む量が増えている気がするので早めに交換しようと思い天気が怪しいですが決行しました。

いきなり外装が取れてますが、おおよそは先輩方の整備手帳を参考にさせて頂きました。ありがとうございます。
個人的に不明確だなって思ったところを補填する感じで投稿します。

まずはメクラキャップを4か所外して、中のナット×2と、ボルト×2を外します。
対辺10mmです。

ちなみにバッテリーは外さなくて大丈夫です。

コイルを抜いていきます。外す前に、どのシリンダに入っていたかわかるようにメモします。
キャップを持ち上げてコネクタを抜き、スポンと抜きます。

上の写真の青丸部分、アース線？を2ヶ所外します。対辺8mmです。ナットを落とさないように注意。
次は、コイルへのコネクタ等まとめた箱状の棒を外します。ツメが端から千鳥配置で5か所あり、小さめまたは細めのマイナスドライバーか何かでツメを起こしつつ外します。折らないように注意。
写真のように外れたら、左わきによけておきます。

ここが難関ポイント。
ブリーザーホースのコネクタが特殊で割れやすいとの事。
ギザギザ部分を押すと横に開き、ツメが取れて抜ける…ただ強く押すと割れる恐れがあるので、細い矢印の隙間にマイナスドライバーをあてがい、そーっとツメを広げて外しました。これなら割れてしまう心配も半減するのではないでしょうか。

外したら、オイルの通り道なので養生します。

エンジンオイル染みの部分に沿うように来る配線を外して、この時もう線のオイルを拭きとっておきます。外した配線も左に干渉しないようによけておきます。

ここまできたら、カバー固定ボルトを外していきます。外周11本、真ん中に4本の計15本。対辺10mm

座金とパッキンがくっついているので、落とさないように回収しながら外していきます。

例の左下(防熱板に一番近い)のボルトはユニバーサルジョイントを付けて外します。
エクステンションバーもあった方が良いです。

タペットカバーを開けている時間を極力短くしたいので、ボルトを全て外した時点でボルトのパッキンを交換しておきます。
オイルで濡れているのでパーツクリーナーで拭きつつパッキンを交換。

ブリーザーホースが繋がる辺りのカバーの端をマイナスドライバーか何かで傷がつかないようにゆっくりこじっていきます。
私の場合はこれでじわーーっと持ち上がって取れました。
パッキンがエンジン側に残る場合があるので注意。私の場合は綺麗にカバー側に残りました。
エンジン内部は綺麗でした。

こちら側は、外周とコイル部のオイルを拭き取り、パッキンの当たる部分はヘラなどでゴミを取り整えておきます。
ここまでしたら、ゆっくりビニールをかぶせておきます。

剥がしたパッキン。
カチカチでボロボロと言う訳ではないですが、外に面してる部分は固くて、剥がしてる時もパキパキ音がしていました。

長くなるので後半に続きます。