アルファード20 リリースモーター交換

スライドドア定番の故障がついにやってきました。
スライドドアの開閉ロックを解除するためのユニット内部にあるモーターが、経年劣化なのかなうまく回らなくてロックを解除できなくて、パワースライドドアの開閉ができなくなる現象です。

この症状、モーターなので故障の仕方がアナログ！？な感じで出てきます。
自分の時は、1度目の開閉はうまく動作できますが2回目動作からモーターがヘタってロック解除してくれません。
それでも、ポチガー経由で駄目でも不思議とドアノブを引っ張ると開閉したりと、トラブルの方向性が一定しません。
ドアノブ経由でも回数重ねるとロック解除できなくなったり…ポチガーとかの便利改造したスライドドアだと遅延リレーの故障も疑いに入ってくるので、故障箇所の断定が意外と難しかったです。

リリースモーター絡みの故障の見分け方は、ロック解除のモーター動作音が左右で異なるので、元気のない音、または左右で動作音が違う時はリリースモーターの故障を疑う目安になるのかなと思います。

リリースモーターが入っているユニット、ロックレリーズASSYと言うのかな、六角ボルトで固定されていますがプラスドライバーでも取り外せるほど、締め付けトルクは緩いです。
写真のユニットに付いていたワイヤーは、よく見てロックが外れる方向に優しく力を入れると取れます。
プラスドライバーで分解します。

分解したらこんな感じです。
写真に写っているモーターが今回のトラブルの原因、黒いラバーは制振パーツ！？なのかな新しいモーターへ貼り直して再利用します。

モーター、写真のように丸に見えますが半月みたいな形をしているので、モーターに付いていた歯車を取り外して新しく取り付ける時に半月をイメージしながら取り付けます。

修理後は無事に、スライドドアの開閉が正常な動作に戻って一安心。
モーターはAmazonでも売っていますが、Yahooショッピングの方が優しい商品説明で購入しやすいかも。
スライドドア リリースモーター 社外品 PAN14EE12AA1
と言う商品名のモーターを使って交換してます。
交換後はリリースモーターの動作音がシャキッと元気になります。


純正交換だと万単位のお金がかかるので、失敗しても既に壊れたパーツなので、自分で修理するのをお勧めします。

最大の難関は、あの大きいスライドドアの内張りの取り外しですが、先駆者の叡智を検索すると分かりやすく書かれてあるので、併せて見ていただければと思います。