
ブレーキチューン、ひと通り完結、狙った感じになりました。
個人的に、ブレーキの難しさは2つの機能を一つのペダル操作で行う点にあるかと思います。
制動力を得るということと、姿勢制御する、つまり荷重コントロールです。止まるという機能と曲がるという機能を同時に制御する必要があるわけです。
制動力に関しては分かりやすく言うと1次関数のような踏力と制動力がリニアであること、が理想でいいと思います。ただ、姿勢制御に関しては踏めば踏むほどフロントに荷重がかかる、みたいな動きが理想かと言うとちょっとこれは違うと感じます。私はこっちに関しては制動初期にはフロントに荷重かかって、それ以降は制動力を増してもあまり荷重はフロントに増していかない特性のほうが乗りやすいし制動力も限界まで引き出しやすい、と感じます。
そーいうブレーキ特性になるようにチューニングしていくところがブレーキの難しさかな?と感じます。とりあえず注意点というか、こういうところを気にしながらブレーキをチューニングしていけばいいというポイントを挙げてみます。
1、前後のブレーキバランスは大事
NDだとリアの制動力上げたほうが良いです
2、前後ブレーキパッドは同じSPECのほうが特性分かりやすく操作も楽
どの領域でも操作しやすいのは前後同SPECです。
3、荷重移動し過ぎない足回りのセットアップ
前後ブレーキバランスだけでなく、足回りのセットアップも含めてです。
4、ブレーキチューンで、ブレーキング時タイヤのグリップが上がったかのような感覚を感じたらその方向性は合っている。
私はブレーキパッドはほぼ純正に近いような摩擦係数の高くないものを使い、制動力はローター径アップで稼ぐ方向性で、最後まで狙った特性に仕上げるとこまでチューニングしました。乗りやすさとかコントロールのしやすさはこっちの方向性だと思います。ロック限界付近でのロックするしないの制御も実は圧倒的に楽で、気楽にロック限界までブレーキを踏むことが可能になりました。
なんの不安もなくブレーキガンガン踏めますし、かなり分かりやすい特性なので脳みそも使いません。この気持ちよさというか気楽さを覚えてしまうと、もう流石に戻れないです。16インチタイヤにも戻れなさそう。ND乗りの皆さん、背徳の17インチ、そのメリットを存分に活かすならブレーキもやっておしまい!て思いますね〜
これでドライバーの腕ではなく、車のチューニングにて限界性動力コントロール出来そうな感じになってきました。
ツッコミ王を目指して腕を磨くのも有りですね、下地はバッチリ👍
少し涼しくなったら走りを磨こうかな。夏はインドアで大人しくしてようと思いますw
では。
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2025/07/13 11:57:20