ライトスイッチ清掃
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
30年経ったビートのライトが暗いのはある程度は仕方ないですよね。ですのでリフレッシュも兼ねて、明るさupの為のメンテをしていきます。
1: 運転席脚元、ヒューズボックス脇にあるアースポイントと、スカイサウンドコンポ下にあるアースポイントの各接点を磨いて接点グリスを付ける。
2:全てのヒューズを清掃、接点グリス塗布
3:ライトレンズの黄ばみを磨いて取り除く
をやり、それなりに明るくなりましたがまだ暗い。
配線図を見るとこの車はリレーがなく、ハンドル脇のスイッチでライトの電気を管理している事がわかりましたので、スイッチを分解して接点を見てみました。
ライトスイッチ外しは手間がかかります(メーターを外すので)が難しいことはなく、スイッチ分解もプラスドライバーのみですが、繊細な部品ですので慎重に行いました。
初めて分解しましたが、色々なスイッチを棒一本で操作できる構造が素晴らしく、感動してしまいました。大袈裟ですが、カラクリ人形を連想してしまいました。
あ、これライトスイッチ、廃盤部品ですので、オークションで入手したライトスイッチを分解しています。初めての分解で壊してしまう可能性もありますので。うまく清掃できましたら元のスイッチと交換して外したスイッチは予備ストックします。
2
しばらく見ていたら、どれがどのスイッチかわかってきました。ウインカーのスイッチは汚れもなく問題なしですが、ライトのオンオフスイッチ(←スモールランプのオンオフスイッチでした。お詫びして訂正します。)の一部にちょっとした焼けと、ロースイッチの基部とスイッチ部?にまあまあな焼けを確認。これは期待が持てますね(笑)。分解した甲斐がありました。
3
古くて汚れてこびり付いているグリスを拭き取り、200番→800番の紙やすりで軽く研磨しました。一番ひどかったのはロービーム用スイッチの基部で、接点が凹んでいました。これが初期の設計なのかはわかりませんが、全体に黒く焼けていたのを削り落としました。ついでにウインカースイッチと外側にあるカプラー部の接点も磨きました。
4
最後に磨いた箇所全てを拭き、接点グリスを塗布して慎重に組みました。組む時に、各スイッチが損傷しない様に、全てのスイッチをオフの位置に合わせて優しくはめ込みました。各スイッチを動かして、電通を確認して清掃作業終了。それを車体に付いているスイッチと交換して夜に試乗。
明るくなりました。視覚的には1割増しくらいでしょうか。
まだライト周りの整備をする前
ロービーム:街中では点いてるのかわからないほど暗かった。
明かりのない高速道路では兎に角先が見えない。
ハイビーム:ロービームより実用的な明るさですが、手前の道が暗く感じて不快。
接点清掃後
ロービーム:街中でも点いているのがわかる(笑)。
明かりのない高速道路でも、先が見えるようになり実用的で不快には感じなくなった。
ハイビーム:全体的に明るさが増し、手前の暗さを全く感じなくなった。
ここまでの作業は、接点グリスと紙やすり、ライト磨き(と工具)だけで、時間さえあればできますので、お薦めいたします。
最後に:これは予防整備にもなり、今後少なくとも数年はノーメンテになりまして、古い車に対するライト周りへの不安がなくなった事が一番の報酬になったと思います。
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