純正シートウレタン補修&表皮張り替え
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
車検が迫っているいい機会ですので、重い腰を上げて純正シートを修復します。穴が3箇所も開いている表皮は諦め、オクで助手席用純正シート表皮を落札。シマホ平井店で見つけたウレタンブロック2つでウレタン補修をやります。
2
作業の前段階で意外と難しかったのは、角度調整用手すりとそのカバー外しです。手すりはハマっているだけなので金属の棒を入れてプラハンで叩くと外れます。カバーはプラスネジ外しても取れません。シート後方(斜め上)にずらすように引っ張ると外れます。くれぐれも壊さないように作業してください。
3
ボルト3本外して背もたれと座面が離れます。
いよいよシート表皮外しです。銅製?のリングで引っ掛けてありますので、マイナスドライバーやラジオペンチでリングを開いて外していきますが、沢山あり奥まっていますのでかなりの労力と時間を費やしました。
4
外した穴開きシートは使わないのですが、落札した助手席用純正シート表皮と一緒に洗いました。長時間のつけ置き洗いを二度しましたので綺麗になり匂いも消えました。
5
中身はというともうボロボロで、触るとボロボロ取れてくるのである程度綺麗にしてからカットした新品ウレタンを貼っていきます。
6
G17を接着する両面に薄く塗り広げ、5分置いてから貼っていきます。5分経った後の接着力は強烈ですので、一発で決まるよう入念に取り付け場所を決めておきます。いちいち5分待たねばならないので非常に時間のかかる作業でした。元々のウレタンが劣化で削れていますので補修部分が大きくなっても大丈夫だと思い大胆に貼っていきました。このボンドかなりシンナー臭いので換気は充分にしてください。
7
ストックしてあった小さいサイズのG17は速攻で無くなり慌ててホムセンで一番でかい箱入りのを買ってきて、ウレタンを貼りまくりました。タバコ?の穴も埋め補修終了。ウレタンが余りましたので、兼ねてから考えていた、腰サポートを新設してみました。2cmの高さにウレタンを切り、それを斜めにカットしたのを4つ作り貼り合せ、助手席純正シートに座り、位置を確認したのちに貼り付けました。2cmは高過ぎかと思いましたが、最悪駄目ならまたバラして削ればいいやと思い、付けました。
8
広げたリングをラジオペンチで丁寧に戻して、落札助手席用シート表皮を所定の位置に付けていきますが、その前に、穴は全て逆側ですので余ったシートを切って助手席用の穴を塞ぎ、反対側に穴を開け装着。部品を取り付け完成。腰サポートは結構良い感じです。表皮に付いた長年の汚れと匂いが取れて生まれ変わりました。
大変な作業でしたが一度やってしまえば自信がつきます。
これを充分に堪能して、いづれ穴が開いたら次は皮シートに交換でもしようかなぁなんて思います。
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