ポルシェ911(964)ドアロックソレノイドその2_故障原因確認
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
前回交換した際に取り外したドアロックソレノイドを分解してみることとしました。
しかし雨水が侵入するところにあるので、本体は防水のため接着され分解できないです。
2
ということで、ドライバーでこじ開けながら接着部を切開して開きました。
3
兵庫のお店フロッシュさんの整備ブログに書かれていたとおり、懐かしい見た目のマブチモーターが現れました。(千葉県松戸市に本社。松戸からドイツへ!)
4
基盤を確認すると、単純にマイクロスイッチとモーターの配線をコネクターのピン配置に分けているだけのものです。
モーターに乾電池を直接つないでも動かず、原因を追究するためにモーターをばらしても、特に異常があるようには見えません。
ただ、モーターのブラシに黒粉が堆積しているので、拭き取ってコイル側を磨いて再組みすると電池直結で動き出しました。
どうやら、ブラシの接触部の導通不良が原因だったようです。
現車は29年間ガレージ保管で、出先でもほとんど鍵をかけるようなところに行かないためドアロックを作動させる機会が少なかったのが原因の一つだと思われます。
ネットで調べたところ、ドアロックソレノイドは固着してしまうことがあるのに対し、今回は固着してないが作動はしないという症状でした。
同様の症状の場合は、交換する前に取り外してモーター部の抵抗値を見て、数Ωレベルだったらコイルは生きていると判断して、何度も伸縮を繰り返し、1.5Vの普通の乾電池を直結して動くかどうか確認するのが良いかと思います。
(模型に使われているような風貌のモーターなので12V電源直結はやめたほうがいいかなと思います)
ちなみに少なくとも10回くらいは手動で伸縮してから作動テストしましたが動かなかったので、かなりの回数を要するかもしれません。
まぁ、普段からロックを作動させるということが一番の予防策だとは思いますが。
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