バルブクリアランス調整(その2)完了
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
【その1より】
バルブステムの上端とロッカーアームの間にシックネスゲージを入れて隙間を計る。
2
多くの本を読むと隙間が「拡がるので狭める」ように書いてあるが、このエンジンに関しては、いつも隙間が「狭く」なっていく。
※バルブのバルブシートとの当たり面が摩耗してバルブが上にせり上がってくるため。
【後日談】
2023年10月に再度この作業を行った。
この時は「拡がる方向」に摩耗していた。バルブシートとの当たり幅が狭いころは、「シート」側が摩耗し、当たりが広くなってくると「ステム上端」が摩耗しているものと推測。
今後は、バルブのすり合わせをした後、しばらくは「広め」に、落ち着いてきたら「基準値」で調整しようと思う。
3
こちらはIN側。
バルブクリアランスが狭くなってくると、最終的に密閉できなくなるのでとても不調になる。
クリアランスは規定値より緩めに調整している。
4
ロッカーアーム先端のネジで調整して、ナットで締めて固定。固定するときにネジ位置がずれない様に注意。
5
こんな感じ。
※シックネスゲージを挟んだ状態で締めると、シックネスゲージを痛めそうなので、私は抜いてから締めている。
6
白丸箇所を調整し終わったら、クランクシャフトを360°回す。
表の黒丸箇所を同様に調整する。
(先に黒丸箇所の場合には、後で白丸箇所)
BAHCOの24メガネレンチで回す。
7
再度360°回して、白丸箇所の隙間を確認。再再度360°回して、黒丸箇所を確認。
8
外した部品を復旧して、完成。
※ご参考にされる場合、自己責任でお願いいたします。
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