BMW116i F20前期 Vベルト・ウォーターポンププーリー交換 DIY

Vベルトとウォーターポンププーリーを交換しました。
※状態確認の仕方
エアフィルターボックスの後方をライトを照らし覗くと状態が確認できます。
Vベルトやプーリーに亀裂が多数見られました。車の製造から10年以上経過していれば、もれなくこの状態でしょう。

・ファンベルト 11287603348
エスオーエル　1,450円
※発注前に現物の品番を確認するか、店に純正品番の適合確認が必須です。グレードにより長さが異なります。

・ウォーターポンププーリー 11517619020
アリエクスプレス　1,535円
※発注前に適合確認が必須です。

インテークパイプと結合している、矢印の留め具を⊖ドライバーで緩めます。

○のクリップを外し、矢印を上方向に引き抜きます。この時、なるべくインテークパイプに負荷がかからないように取り外してください。インテークパイプは劣化していますので壊れる恐れがあります。

エアフィルターボックスを取り外した画です。もちろん汚れていましたので、ホース等をふき掃除しました(任意)。ホースにラバープロテクタントを噴霧しました(任意)。

フリクションホイール (ゼンマイ) のノブを矢印方向に最大に引きます。

テンショナープーリーの六角16mmボルトを30度ほど緩めるように操作すると、矢印方向に動きベルトが緩みます。六角16mmボルトは緩まず、テンショナープーリーが動くだけです。
このままの状態でVベルトを外します。テンショナープーリーの裏側に突起物があり、ここが一番作業しにくいです。このままの状態で新しいVベルトを取り付けます。

ウォーターポンププーリーの3つの六角ボルトを外します。

ふき掃除します(任意)。

新しいウォーターポンププーリーを取り付けます。ボルトの締め付けトルクは10N・mらしいですが、10N・mのトルクレンチがないため、舐めない程度に強めに締め付けておきました。
フリクションホイール (ゼンマイ) のノブを元に戻します。

エアフィルターボックスを取り付けていきます。まず、このゴム製留め具を矢印のように押してはめ込みます。

このボックスの左側を引っ掛け設置し、エアフィルターを置きます。次に、インテークパイプに接続させてからエアフィルターボックスを取り付けます。この時、なるべくインテークパイプに負荷がかからないようにしてください。最後にインテークパイプの留め具をマイナスドライバーで締め付けます。
この状態でエンジンをかけ、ヒーターをONにして不具合がないか確認して終了です。

エンジン始動でアイドリング時の回転数が不安定なことがありました。しかし、新しいVベルトとウォーターポンププーリーに交換したためか、それが解消した気がします。